おとぎ話や物語といった遺産を基盤に創設された文化観光プロジェクト「オグリンおとぎ話フェスティバル」が、昨年末、この類のものでは世界最大のフェスティバル「ベルリンおとぎ話の日々」で紹介されました。
オグリンとベルリン両都市は、お互いが満足しながら、おとぎ話に関するプロジェクトで協力関係を継続しています。しかしながら、もっとも満足しているのは、世界のおとぎ話を愛好している全ての人々でしょう。
「ベルリンおとぎ話の日々」のメインテーマは、おとぎ話を人々に語ることであり、想像力をかきたてておとぎ話を解釈することでした。しかし、最近は教育を受けたナレーター、もしくは有名作家が、現代の物語を子供や大人向けに語ることもテーマの一つになっています。
2008年に開催された第3回「オグリンおとぎ話フェスティバル」には、ベルリンのフェスティバル関係者が招待されました。彼らはドイツおとぎ話文化センターの紹介をすべく、オグリンに迎えられたのです。これを契機に両者のフェスティバルが共同プロジェクトを起こし、この先も協力関係を結ぶことを、ザグレブの文化マネジメント研究室「ムゼ」にて合意しました。
「オグリンおとぎ話フェスティバル」は、おとぎ話の祝典を通して、おとぎ話の根底にある創造性をかき立て、子供や若者、大人向けの芸術的・文化的演目が上演される独特な国際プロジェクトです。子供に想像力を植えつける点で、もっとも有名なクロアチアの女流作家はイヴァナ・ブルリッチ・マジュラニッチ(1874〜1938)。彼女はオグリンで生まれました。
フェスティバルの目的として、全世代が楽しめるような芸術的・文化的演目の奨励があります。レゴチュ、コシエンカ、ポティエフ、ストゥリボルといった、イヴァナ・ブルリッチ・マジュラニッチが生み出したおとぎ話のキャラクターが登場する「ポプ
リシュテ」(舞台)と呼ばれる演目が正にそれです。
2009年のフェスティバルは6月01日から14日まで行われ、6月10日までは前祭として学校に通う子供向けの演目が上演されます。年齢には関係なく、想像性豊かな世界のおとぎ話を楽しみたい人々も対象としています。
興味深いことに、2010年にはマルチメディア文化センター「イヴァナのおとぎ話の家」がオグリンに開設されます。
作家イヴァナ・ブルリッチ・マジュラニッチと、そのおとぎ話に基づいたマルチメディアの教育プログラムが開設の狙いです。これでオグリンは、クロアチアやヨーロッパの広域におけるユニークな文化観光地になるでしょうし、一年を通して質の高いプログラムを作り続けることでしょう。
「オグリン〜おとぎ話の故郷」と題した文化観光開発プロジェクトは、グラスゴーのクリエイティブ・クラスター会議にて紹介されました。昨年のクリエイティブ・クラスター会議は、11月17日から21日までスコットランドのエジンバラとグラスゴーで開催されました。
会議のメインテーマは、小国における創造経済、新技術や映画、それに加えて、創造経済の分野における文化政策としてのフェスティバルとその戦略的導入でした。そ
んな中、おとぎ話と物語といった遺産を基盤に創設された文化観光開発プロジェクト「オグリン〜おとぎ話の故郷」は、伝承をテーマにスコットランドやノルウェーで成功したプロジェクトと一緒に会議で紹介されました。そして、多くの関係者と観客が革新的で刺激的なプロジェクトだと評価してくれたのです。
※オグリンの概要は、下記にてご確認いただけます。
URL http://www.tz-grada-ogulina.hr/ (クロアチア語、英語他)
オグリンとベルリン両都市は、お互いが満足しながら、おとぎ話に関するプロジェクトで協力関係を継続しています。しかしながら、もっとも満足しているのは、世界のおとぎ話を愛好している全ての人々でしょう。
「ベルリンおとぎ話の日々」のメインテーマは、おとぎ話を人々に語ることであり、想像力をかきたてておとぎ話を解釈することでした。しかし、最近は教育を受けたナレーター、もしくは有名作家が、現代の物語を子供や大人向けに語ることもテーマの一つになっています。
2008年に開催された第3回「オグリンおとぎ話フェスティバル」には、ベルリンのフェスティバル関係者が招待されました。彼らはドイツおとぎ話文化センターの紹介をすべく、オグリンに迎えられたのです。これを契機に両者のフェスティバルが共同プロジェクトを起こし、この先も協力関係を結ぶことを、ザグレブの文化マネジメント研究室「ムゼ」にて合意しました。
「オグリンおとぎ話フェスティバル」は、おとぎ話の祝典を通して、おとぎ話の根底にある創造性をかき立て、子供や若者、大人向けの芸術的・文化的演目が上演される独特な国際プロジェクトです。子供に想像力を植えつける点で、もっとも有名なクロアチアの女流作家はイヴァナ・ブルリッチ・マジュラニッチ(1874〜1938)。彼女はオグリンで生まれました。
フェスティバルの目的として、全世代が楽しめるような芸術的・文化的演目の奨励があります。レゴチュ、コシエンカ、ポティエフ、ストゥリボルといった、イヴァナ・ブルリッチ・マジュラニッチが生み出したおとぎ話のキャラクターが登場する「ポプ
リシュテ」(舞台)と呼ばれる演目が正にそれです。
2009年のフェスティバルは6月01日から14日まで行われ、6月10日までは前祭として学校に通う子供向けの演目が上演されます。年齢には関係なく、想像性豊かな世界のおとぎ話を楽しみたい人々も対象としています。
興味深いことに、2010年にはマルチメディア文化センター「イヴァナのおとぎ話の家」がオグリンに開設されます。
作家イヴァナ・ブルリッチ・マジュラニッチと、そのおとぎ話に基づいたマルチメディアの教育プログラムが開設の狙いです。これでオグリンは、クロアチアやヨーロッパの広域におけるユニークな文化観光地になるでしょうし、一年を通して質の高いプログラムを作り続けることでしょう。
「オグリン〜おとぎ話の故郷」と題した文化観光開発プロジェクトは、グラスゴーのクリエイティブ・クラスター会議にて紹介されました。昨年のクリエイティブ・クラスター会議は、11月17日から21日までスコットランドのエジンバラとグラスゴーで開催されました。
会議のメインテーマは、小国における創造経済、新技術や映画、それに加えて、創造経済の分野における文化政策としてのフェスティバルとその戦略的導入でした。そ
んな中、おとぎ話と物語といった遺産を基盤に創設された文化観光開発プロジェクト「オグリン〜おとぎ話の故郷」は、伝承をテーマにスコットランドやノルウェーで成功したプロジェクトと一緒に会議で紹介されました。そして、多くの関係者と観客が革新的で刺激的なプロジェクトだと評価してくれたのです。
※オグリンの概要は、下記にてご確認いただけます。
URL http://www.tz-grada-ogulina.hr/ (クロアチア語、英語他)
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