パリ、ニューヨーク、ロンドン等が世界の中心地だと思われておりますが、クロアチア北西にある小さな町「ルドゥブレグ」(LUDBREG)は、本当に世界の中心にあります。
古代ローマ人は地理的に便利であることを知っていたため、この場所に「カストゥルム・ヨーヴィウ」(Castrum Ioviu)を建設しました。この町には市民のために既に下水、公共広場、銭湯が建設されており、徐々に貿易や交通の中心地になっていきました。
当時から伝わる伝説によると、ルドゥブレグを円の中心にして大都市が建設されたと言われています。この真相を確かめるため、スイスのエラスムス・ベディゲン博士が地図で確認したところ、本当にルドゥブレグを中心にして円を描くように大都市が存在していました。ルドゥブレグは本当の世界の中心にあります。いくつかの議論や伝説があるので、この町を訪れ、実際に自分の目で確かめるのが良いかもしれません。

５００年以上前から、ルドゥブレグ市は宗教の中心地として有名です。キリスト教世界では、この町にイエス・キリストが現れたと言われています。
１５１３年４月１４日にローマ法王 レオヌ１０世が、ルドゥブレグの中世時代の礼拝堂で、イエス・キリストの銅像から血液が出たという奇跡を認めました。
毎年８月末から９月初旬の間に、クロアチアで最も有名な懺悔の日「ルドゥブレグの聖日曜日」が行われています。

ルドゥブレグ市の文化、歴史的遺産以外にこの地域では色々なスポーツ、魚釣り、伝統的な食べ物、ワインなどを楽しむことができます。


※ルドゥブレグの都市概要は、下記サイトにてご覧いただけます。
　URL　http://www.tz-ludbreg.hr/ (クロアチア語、英語他)