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アルゼンチン、ウルグアイ / 「タンゴ」が世界無形文化遺産に

掲載日時:2009年10月02日

情報提供:株式会社ラティーノ

2009年9月30日、アルゼンチンとウルグアイの伝統舞踊「タンゴ」のユネスコ無形文化遺産への登録が決定いたしました。
アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催されている国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の委員会が計8ヵ国12の候補の中から決めたもので、タンゴの「音楽、歌、ダンス、そして詩の芸術的・文化的価値」が認められました。

※無形文化遺産とは?
慣習、描写、表現、知識及び技術並びにそれらに関連する器具、物品、加工品及び文化的空間であって、社会、集団及び場合によっては個人が自己の文化遺産の一部として認めるものをいう。
(無形文化遺産保護条約第2条1項 --- 日本ユネスコ協会連盟のウェブサイトより)


■ タンゴの歴史とその発展
1860〜70年頃から基本的なリズムと曲の形式が定まり、やがて1900年頃には「エル・チョクロ」のような古典的名曲が生まれ、それに伴い「バンドネオン」(一種のアコーディオン)が演奏に採用されるように。
もとはブエノス南東部の町 ボカに生まれ、下層階級の音楽として上流階級に蔑視されていたタンゴですが、1910〜20年代にパリでおおいに認められ流行した事から、全市民的音楽として一躍広まって行きます。
楽団演奏もバンドネオン、バイオリン、ピアノ、コントラバスの編成が定型化し「ラ・クンパルシータ」をはじめ数々の名曲が生み出され、タンゴは黄金時代を迎えるのです。

■ ブエノスアイレスの有名なタンゴバー
ブエノスアイレスの夜は、やはり本家本元のタンゴを楽しみたいところ。
おもなタンゴの店は、5月広場西側のサンテルモ地区(5月広場の西側)にかたまっています。
以下に代表的なお店を2店ご紹介。

* El Querandi (エル・ケランディ)
市内の中心(Plaza de Mayo)よりにある、建物が古く雰囲気がよいタンゴバー。スケールは小さいが、100人は収容可能。
食事は20:00過ぎから、ショーは22:00〜23:45と少し長いのですが、お客様を退屈させません。最後はお客様もステージに上がる、一緒に踊れます。
 (住所: Peru 302 esq. Moreno)

* Senor Tango (セニュール・タンゴ)
ブエノスアイレス郊外、市内よりタクシーで20分程度の場所に「セニュール・タンゴ」はあります。中心にあるステージを3階建てのフロアがとりまいています。
食事は20:00過ぎから、ショーは22:00〜24:00までと少し長めですが、歌ありダンスありと内容は濃く、特に初めて見る方にもお薦めです。
 (住所: Vieytes 1653 Barracas)


尚、ブエノスアイレスには、タンゴレッスンが受けられる場所もたくさんあります。
タンゴを観るだけでは飽き足らない方は、本場でタンゴレッスンはいかがですか?

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