イタリアでは全国各地でワインが生産されており、今やワイナリー巡りもイタリア旅行の目的・観光素材のひとつとなりました。

そんなワイナリーの中で、有名建築家が手掛けたユニークな建物のワイナリーを紹介する展覧会「CANTINE D'AUTORE、建築とワイン：両者の融合」が、『日本におけるイタリア２００９秋』プロジェクトの一環として、２００９年１１月１７日から２０日まで、東京デザインセンター(東京、五反田)で開催されます。
〔主催: イタリア貿易振興会(ICE)、共催: イタリア政府観光局(ENIT)、入場無料〕

この展覧会名称「Cantina d'Autore」(カンティーナ・ダウトーレ)という言葉は、ワイン造りの文化と、有名建築家が設計したきわめて現代的な作品とが結びつき、自然とデザインが融合していることを意味します。
ワイナリーは本来、生産の場でありながら、地域における存在感が増し、環境に配慮しながらも建築として興味深いものが多くあります。

今回の展覧会では、実際に建築家に設計・施工を依頼しているワインメーカー(11社)のプロジェクトを具体的にパネル・映像でお見せしながら、同時に生産されるワインも試飲していただき、イタリアの奥深いワイン醸造文化・建築文化の一端をご覧いただきます。
レンゾ・ピアノ、マッシミリアーノ・フクサス、マリオ・ボッタなど、日本でもおなじみの有名建築家が手掛けたワイナリーも紹介されています。
ワインや建築に関心のある方ばかりでなく、グルメツアーの新しい観光素材として、ぜひご注目下さい。

※展覧会の詳細は「イタリア貿易振興会のホームページ」をご覧ください。
　URL　http://www.ice-tokyo.or.jp/net_prodotti/cantinedautore/index.html


■「CANTINE D'AUTORE−建築とワイン：両者の融合」展
* 会期: ２００９年１１月１７日(火)〜２０日(金)　
* 時間: １０:００〜２０:００ (入場は19:30まで、最終日は16:00まで)
* 会場: 東京デザインセンター Ｂ２Ｆ、ガレリアホール (入場無料)
　住所: 東京都品川区東五反田5-25-19 / TEL: 03-3445-1121
　URL:　http://www.design-center.co.jp/events/index.html