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パラグアイ / チャコ地方(「BAJO CHACO」と「CHACO SECO」)、風景写真の旅

掲載日時:2010年04月30日

情報提供:社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会

パラグアイは、北から南に流れるパラグアイ川によって東西に分かれており、東と西では植生も気候も異なります。
川の西側は「チャコ」と呼ばれ、パラグアイ国土の約60%を占めているものの、ここ西側で生活している人は全人口のわずか3%にしか過ぎません。
チャコ地方は手つかずの高原が広がっている地域で、南米ではアマゾンの次に大きいと言われています。この広い高原の一部は牧場になっておりますが、そのほとんどは手付かずの大自然で、まさに野生動物の宝庫と言えるでしょう。

チャコ地方を大きく分けると「BAJO CHACO」(チャコ南部)と「CHACO SECO」(チャコ乾燥地)の2地域に分けられます。
「BAJO CHACO」は、パラグアイ川とピルコマジョ川の合流地帯を言い、牧草地帯が大半を占め、またヤシの木も多く水に恵まれた地域で、チャコ地域で生活する人の多くがここで暮らしています。

一方「CHACO SECO」は、その土地の多くが乾燥しかつ低木の森で覆われる、典型的なサバンナ気候の地域です。チャコ地方の大部分はこの「CHACO SECO」で占められています。
年間雨量も非常に少なく、ごくわずかな水気には塩分が含まれているため、ここに生息する植物は非常に限られています。一方でオオバン、グアナコなどの動物や日本では中々お目にかかることの出来ない爬虫類や鳥類にとっての絶好の生活環境と言えます。

手付かずの自然、日本では中々お目にかかれない動植物たちが好きな方にとっては、まだまだ知られていない絶好の場所といえるでしょう。また風景写真に興味がある方にとってもオススメの場所です。
パラグアイにお越しの際は、ぜひ、チャコへも足を延ばしてみてはいかがでしょう。


(同情報は、在パラグアイのJICA シニアボランティア 山内岱三様よりご提供いただきました)

BAJO CHACO - 牧草地帯を疾走する牛-1BAJO CHACO - 牧草地帯を疾走する牛-1

BAJO CHACO - 牧草地帯を疾走する牛-2BAJO CHACO - 牧草地帯を疾走する牛-2

BAJO CHACO - ため池に建つ風車‐風力で水をくみ上げるBAJO CHACO - ため池に建つ風車‐風力で水をくみ上げる

BAJO CHACO - 湿地帯の野鳥BAJO CHACO - 湿地帯の野鳥

BAJO CHACO - ヤシの木BAJO CHACO - ヤシの木

CHACO SECO - 「カンポ マリア」塩湖沼群CHACO SECO - 「カンポ マリア」塩湖沼群

CHACO SECO - 「ボラッチョ」(酔っ払い)の木CHACO SECO - 「ボラッチョ」(酔っ払い)の木

「CHACO SECO」の代表的な景色「CHACO SECO」の代表的な景色

CHACO SECO - 荒野に生息するサボテン-1CHACO SECO - 荒野に生息するサボテン-1

CHACO SECO -  荒野に生息するサボテン-2CHACO SECO - 荒野に生息するサボテン-2

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