日本政府開発援助(ODA)によって工事が進められておりましたベトナム南部・メコンデルタの中心都市 カントーと、メコン河を挟んで対岸に位置するビンロン省を結ぶ全長２,７５０ｍの「カントー橋」が、２０１０年４月２４日、ついに開通いたしました。
これまでメコン河を渡る際は、フェリーで２〜３時間もかかっておりましたが、この橋の開通により、車で約５分で渡れるようになりました。これにより、ホーチミン市〜カントー市間の所要時間も短縮され、車で片道約３時間のアクセスとなりました。

ベトナム南部といえばメコンデルタ地帯、世界有数の大耕作地帯です。日本では決して見られない南国ならではの風景が見られ、運河を自由に行き来でき重い荷物も運べる船が車に代わって移動の主役となります。運河巡り観光では、まだまだ観光化されていない素朴で大規模な水上マーケットもご覧いただけます。

気になる同地の宿泊施設ですが、フランス資本の「ビクトリアカントーホテル」という素敵なデラックスクラスホテルがあります。こちらのホテルでは、ホテル専用の船上で朝食をお召し上がりいただけ、そのまま朝の水上マーケットが観光できるサービスも行っていますので、是非ご利用下さい。
メコンデルタを十分楽しむには、１泊２日以上をおススメします。