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クロアチア / 多様な景観と豊富な史跡の島「ラブ島」

掲載日時:2010年06月09日

情報提供:クロアチア政府観光局

ラブ島は、アドリア海北部のクヴァルネル湾に浮かぶ群島の中の一つです。長さ22km、幅3〜10kmです。島にはラブ市のほかに、7つの小さな町 1) バルバトゥ、2) バニョル、3) パリトゥ、4) カムポル、5) ムンダニイェ、6) スペタルスカ・ドゥラガ、7) ロパル があります。
島を囲むように付属している小さな島や27の岩礁や暗礁---小島 ルコヴァツ、無人島 ドリン、スヴェティ・グルグール、スヴェティ・ユラユ、ヴェリ・ラガニュ、マリ・ラガニュ、トゥルステニク、ヴェリ・ドルフィン、マリ・ドルフィン、ゴリ・オトクが、さらなる美しい彩りを添えています。
島はカメニャク岬によって、アルプスから激しく吹き降ろすブーラと言われる寒風から守られているので、気温が0度以下に下がることはほとんどありません。
ラブ島は年間日照時間2,470時間の太陽の島です。

島は紀元前4世紀には既にギリシャの地理学者「Pseudo Skilaksa」によって記録されています。古代ローマ時代には、大プリニウスによってアルバという名前で記されています。ラブ市のカルダナツにある城壁の土台はラブ島で最も古い物の一つで、その起源は紀元1世紀以前、オクタヴィアヌス・アウグストゥスの時代にまでさかのぼります。
もしあなたが本土のヤブラナツからラブ島のミシュニャク埠頭までフェリーで旅をするなら、最初に目に入ってくるのはむき出しの石で覆われた島の一部分です。石しかない不毛な光景で、生命が存在しないように思えるでしょう。ミシュニャクへ少し航行してくると、だんだん景色が変わってきます。石から変化して、樫やトキワガシの森、松にイトスギという地中海の豊かな植生が現れます。大小様々なたくさんの公園があるのですが、ラブ市で最も緑豊かなのは、アドリア海沿岸地域で最も美しい公園の一つ、コムルチャル市民公園です。

ラブ市は島の文化と歴史の中心地として、長い歴史を持っています。紀元前10年にある古い記録に登場しており、時のローマ皇帝オクタヴィアヌス・アウグストゥスが自治を認め、独立を許したことが記されています。町には、Felix(幸福)という稀少で名誉ある添え名も与えられましたが、それは、その時既にラブが発展した文明的都市であったことを意味しています。旧市街の大部分は、12世紀と13世紀に建てられた中世時代の砕石城壁に囲まれています。4つの鐘楼と多くの教会が存在感を持ってそびえています。
ラブの最も重要な史跡の一つが、12世紀に建てられたスヴェタ・マリヤ教会(旧司教のバシリカ)です。このバシリカの鐘楼は12世紀に教会本体から離れ、町を見下ろすようにそびえ立っており、クロアチアで最も美しい後期ロマネスクの建築物に属します。

ラブ市では非常にたくさんの質の高い宿泊施設がゲストに提供されています。7つのホテル、1つのキャンプ場、数多くのペンション、ヴィラ、アパルトマン、そしてソベと言われる民家への宿泊形態があり、さらに2つのマリーナもあります。
ラブ島は驚くほど多様で美しい景観と素晴らしいビーチの島です。そして120年の観光の伝統を持つ、豊富な史跡と長く心地よい散策のための場所です。


※詳細はこちら
 プリモリェ−ゴルスキ・コタル県観光局
  URL http://www.kvarner.hr/ (クロアチア語、英語他)
 ラブ市観光局
  URL http://www.tzg-rab.hr/ (クロアチア語、英語他)

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