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ペルー / 「コンドルの祭り」 ご紹介 (7月)

掲載日時:2010年06月25日

情報提供:株式会社ラティーノ

ペルーの先住民族、インディへナの伝統的なお祭りの1つに「コンドルの祭」というものがあります。このお祭りは、生け捕りにしたコンドルを雄牛の背中にくくり付けて闘わせることから「血の祭り」とも呼ばれています。
この祭りはインディへナの村々で行われておりますが、その中でも特に有名なのがクスコ県 コタバンバ村のものでしょう。

まず、お祭りの準備として「コンドル」を生け捕りにしなければなリません。これは呪術師の役目で、祭りの約1週間前にコンドルを捕りに出かけます。生肉を餌にし、コンドルが来るまでひたすら待たなければならないのです。通常このお祭りは7月28日から行われますが、コンドルが捕まらなければお祭りの開催が数日延期される事もあります。

お祭りの当日 生け捕りにしたコンドルが雄牛の背中にくくりつけられ、中心部に作られた闘牛場で戦いが行われます。牛とコンドルの両方が嫌がる姿を一種の闘牛にみたてたものですが、その由来には、アンデスの神として崇められている「コンドル」をスペインの征服者の「闘牛」と戦わせるといった由来もあるようです。

このお祭りを見学する場合、コタバンバ村へは公共のバスが運行されていないため、クスコからバス、または車をチャーターしなければなりません。また観光地として整備されていないため、宿泊施設などもないと考えた方がよいでしょう。
このお祭りの見学料・入場料といったものは特にありませんが、お祭り開催のための寄付を求められますので、見学する場合には快く応じましょう。

■「コンドルの祭」日程概要
* 7月27日 夕方 --- コンドルのお清め (捕まえてきたコンドルを袋から出す儀式)
* 7月28日 朝 --- ミサとコンドルの教会訪問。
* 7月28日 夜 --- ルナトロ(牛に扮した人々が闘牛する) 前夜祭
* 7月29日 昼 --- コンドルと闘牛の対決−1
* 7月30日 昼 --- コンドルと闘牛の対決−2
* 7月31日 朝 --- コンドルを山へ帰す儀式

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