ミュンヘンから約９０ｋｍ、車でも鉄道でも１時間で、バイエルンの海と呼ばれる大きなキーム湖に着きます。
キーム湖で最も有名な観光名所は、白鳥城を建てたルートヴィッヒ二世がベルサイユ宮殿に憧れて造らせたヘレンキーム島の「ヘレンキームゼー宮殿」です。
ヘレンキーム島から船で１０分離れたフラウエン島で開催されるロマンチックな島のクリスマスマーケットを紹介しましょう。

小さなフラウエン島全体がクリスマスマーケット(12:00〜19:00)に変貌します。８０の美しく装飾した小屋が並び、すべてこの地方の出展者というのも魅力。手工芸品、手編みの品、木製玩具やクリスマス装飾品を売る屋台に、グリューワインや焼きアーモンドなどの香りが漂います。レープクーヘンやマジパンは島の尼僧院が昔ながらのレシピーで作る他にはないオリジナルの一品。フルーツパンチも島で産する果物を使います。

アクセスは簡単です。プリーンの町のシュトック港より３０分毎にフラウエン島へ船が運航しています。(ヘレンキーム島経由30分)
プリーンの旧市街のマルクト広場でも、アドヴェントの週末にクリスマスマーケットが開かれます。フラウエン島に、ヘレンキーム島のヘレンキームゼー宮殿、それにプリーン旧市街を合わせて、一石三鳥でクリスマスマーケットを楽しむ今年最後の旅行を計画してみませんか。


※フラウエン島のクリスマスマーケット
　期間: ２０１０年１１月２６日〜２８日、１２月０３日〜０５日
　詳細: URL http://www.christkindlmarkt-fraueninsel.de/ (ドイツ語、英語)