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ウズベキスタン / 「アラル海」を訪れて、環境問題を考える

掲載日時:2010年12月28日

情報提供:ウズベキスタン政府観光局

2010年12月08日に衆議院第一議員会館にて行われた「第二回日本・ウズベキスタン 国際シンポジウム」の場に「アラル海」の環境問題が議題に挙げられました。
ウズベキスタンの北西部、カラカルパクスタン自治共和国にあるヌクス空港から車で約220km、ムイナクという町は、かつてアラル海沿岸の港町として栄えていました。現在は、荒野と砂漠が広がる静かな町になってしまっています。

近年世界中で非常に問題とされている「地球温暖化」問題。アラル海は地球温暖化によって縮小枯渇してしまった、今、最も環境問題の課題とされている場所の一つなのです。
1960年から徐々にアラル海縮小が始まり、1960年代と比べると、アラル海の水域面積は1/7に、水量は1/10に減少低下、海水の塩分濃度は10倍も濃くなってしまいました。魚や一切の動植物は姿を消し、かつて500隻以上の船が行き来していた海は砂漠と化し、その砂漠化した場所には当時の船が今でも置かれています。
今は「船の墓場」と呼ばれ、アラル海枯渇問題の深刻さを物語り、訪れた人はその事実と衝撃を受けざるを得ません。

「船の墓場」を訪れると地球環境問題の深刻さが目の当たりにされ、環境問題に対して様々な意識や考えが生まれてきます。地球環境問題や国際開発・国際協力問題をテーマにしたツアーなどでは、必ず訪れる必要がある極めて重要な訪問地です。
(タシケント〜ヌクス --- ウズベキスタン航空 国内線で約1時間40分、毎日就航)

ムイナク「船の墓場」ムイナク「船の墓場」

一面に広がる砂漠に置かれた錆びれた船(船の墓場)。 この砂漠は以前は海だった。一面に広がる砂漠に置かれた錆びれた船(船の墓場)。 この砂漠は以前は海だった。

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