現地 カイロより入りました情報によりますと、昨夜遅くエジプト考古庁長官 ザヒ・ハワース博士より「２０１１年１月２８日(金)は、エジプト全土の博物館を終日閉館とする。」という発表があった模様です。
またハンハリーリバザール周辺も、デモ警戒警備により立ち入り禁止になる見込みです。

これは、本日 金曜日がイスラムの休日であるということのほか、前ＩＡＥＡ事務局長でノーベル平和賞を受賞したモハメド・エル・バラダイ氏(※)が急遽、オーストリアから帰国したことで、さらなる大規模デモが行われる可能性が非常に高くなったためと言われております。

現時点の弊社の見解では「博物館」と名の付く観光箇所のみがクローズとなり、その他の箇所は通常通りと理解しておりますが、現地時間の朝方にならなければ各博物館・博物館に準じる場所のオープン/クローズがはっきりしないと考えております。

以上、取り急ぎ現在の状況をお知らせいたします。
また、詳細な情報が入りましたら、改めてお知らせいたします。

※モハメド・エル・バラダイ氏
　反ムバラク・グループ / 民主化の象徴として、名前が挙げられる人物。