チュニジアに端を発した政変の影響が飛び火し、現在エジプト国内各地では大規模デモがで発生しておりますが、ここモロッコには何の影響も出ておりません。
モロッコでは平穏な日々が続き、町のカフェではエジプトの状況が実況で放送されてはいるものの、 彼らの関心は日々のよもやま話がメインテーマとなっているようです。

先週のモロッコは冷たい雨の夜が続き、北アフリカの国でありながら、その気温は夜は８度前後、日中は１５〜２０度ほどと、過ごしやすい気候が続いています。
一方、アトラス山脈の北部のイフランやティシュカ峠では悪天候が続き、大雪の影響を受けましたが、現在はイフランもティシュカ峠も通行は可能となっております。
砂漠地帯やアトラス越えの際は、暖かい服装でお出かけください。
また、アイトベンハッドゥの川は雪解け水で増水しておりますが、現在は問題なく渡ることが可能です。しかしながら、状況は刻々と変わりますので注意が必要です。

この時期、アイトベンハッドゥからカスバ街道へ入ると美しい「アーモンドの花」が咲いています。 現在は３〜４分咲きで、場所によっては５分咲きです。
この時期のカスバ街道周辺は華やかです。 ぜひ日本の桜にもよく似たアーモンドの美しい花をお楽しみください。


(下記写真は、現在のカサブランカ市内の様子です)