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ウズベキスタン / 紙のシルクロード 第2回 〜シオブ川〜

掲載日時:2011年05月02日

情報提供:ウズベキスタン政府観光局

サマルカンド、コニギル・メロス工房でのサマルカンドペーパー復興事業でご活躍中の金刺潤平氏による「紙のシルクロード」、第2回目です。
コニギル・メロス工房と一緒に、観光ルートの一つに加えてみてはいかがでしょうか。



第2回 〜シオブ川〜
ウズベキスタンの東側には、パミール高原からカラコルム山脈、天山山脈が悠然と連なり、その先には、タクラマカン砂漠が広がる。サマルカンドは、そのパミール高原の西に広がるアムダリア河とシルダリア河に挟まれたキジルクム砂漠にせり出したところに位置する。シルクロードの中間点、絶好の立地条件をもったオアシスである。
紙漉き工房「NGO Koni Ghil MEROS」は、サマルカンドの中心部レギストン広場から車で15分、コニギル村を流れるシオブ川沿いにある。シオブ川の水温は、年間を通して14℃前後、真夏でも雪の残るパミール高原、天山山脈からの伏流水が源流である。
村では、稲作をはじめ穀物生産が盛んに行われている。最盛期には、川沿いに 2000基もの水車が並び、そのうち400基は、紙原料の処理のために用いられていたという。
川に沿って45分ほど遡るとホルトブロック村(サリ・オシヨ)に到着する。シオブ川の源流域である。水底から水は、こんこんと湧き出していた。
いったい、地表に降り注いだ雪や雨がこの湧き水として生れ出るのにどれほど時間を要したのだろう。透通った冷たい水を口に含むと悠久の時に遊ぶタイムトラベラーになれた。

(文: 金刺潤平)

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