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ウズベキスタン / 紙のシルクロード 第5回 〜 寄り道アラブバンディ村 〜

掲載日時:2011年07月22日

情報提供:ウズベキスタン政府観光局

サマルカンド、コニギル・メロス工房でのサマルカンドペーパー復興事業でご活躍中の金刺潤平氏による「紙のシルクロード」、第5回目です。
今回は、サマルカンド近郊の村をご紹介いただきます。



第5回 〜 寄り道アラブバンディ村 〜
冬にサマルカンドを訪れる人は、極めて少ない。
いつもなら車でタシュケントから向かうのだが、体調を崩したこともあって急行列車「シャルク号」でサマルカンドに入った。車窓から見せてもらった冬景色は、ブルーの空とベージュの大地に咲く白い氷の花だった。冬にしか見る事の出来ない無条件の美しさに感動を覚えた。

MEROSの新しい事業展開のためにギャラリーや厨房、作業施設の改修計画を相談する合間をぬって、サマルカンドから車で1時間半ほどのところにあるカシカダリア州 アラブバンディ村に調査と手織の羊毛絨毯の研修をしている日本人を訪ねた。アフガニスタン国境までは、もう300kmである。

原毛から糸を紡ぎ、数人がかりで織り込んでいく。勿論、全て手作業である。一見、単調な織にも見えるのだが、とてもたくさんの技法が駆使されているのだそうだ。
お茶に招かれたので絨毯の上に座ってみた。地面の冷気を確実に遮断してくれる。実に温かい。冬にこの村を訪れる事が出来たことに感謝した。

(文: 金刺潤平)

急行列車「シャルク号」からの車窓急行列車「シャルク号」からの車窓

アラブバンディ村アラブバンディ村

アラブバンディ村の手織羊毛絨毯工房アラブバンディ村の手織羊毛絨毯工房

すべて手で細かい模様が織られているすべて手で細かい模様が織られている

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