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ウズベキスタン / 紙のシルクロード 第6回 〜 食い合わせ 〜

掲載日時:2011年08月19日

情報提供:ウズベキスタン政府観光局

サマルカンド、コニギル・メロス工房でのサマルカンドペーパー復興事業でご活躍中の金刺潤平氏による「紙のシルクロード」、第6回目です。
今回は、気候によって生まれる料理の特徴の角度から、ウズベク料理の謎解きをしていただきました。



第6回 〜 食い合わせ 〜
食は、大きな楽しみでもあるのだが、ウズベキスタンに出かけて、お腹を壊したという話を、よく耳にする。私自身もずいぶん辛い経験をしたこともある。
「郷に入っては、郷に従え」と現地の人たちの飲食の仕方を見せてもらうと、湿潤な気候に住む日本人とは、ずいぶん違いがある。どんなに暑く喉が渇いても冷たい水は飲まずに、熱い緑茶、紅茶を飲む。お茶は、ウーロン茶でなくても腸にある余分な油を流してくれるのだそうだ。
そういう彼らの食事は、私がスープに浮いた大量の油をスプーンで取り除いて食べるのに対して、彼らは、さらにスープに油を注ぎこむ。日本や中国には、昔から合食禁という伝承がある。天ぷらと氷水や西瓜はその典型で、医学的にも確認されたものだ。でも、忘れてしまっていた。綿実油をはじめ植物性油と西瓜に、ギンギンに冷えたミネラルウォーターやビールの合食がお腹を痛めつける。
魅力的で美味しいものは、たくさんある。気候に合わせて食文化は、大きく変わる。
冷静に食を楽しむことも大切なことだと実感している。

(文: 金刺潤平)

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