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ウズベキスタン / ウズベキスタンの中の「ちいさな日本」〜フェルガナ地方 第1回『NORIKO学級』

掲載日時:2011年11月04日

情報提供:ウズベキスタン政府観光局

タシケントから飛行機で約1時間、または車で約5時間30分、ウズベキスタン東部フェルガナ近郊のリシタンでは、日本人が創ったボランティア日本語学級「NORIKO学級」で、多くのこども達が日本語を勉強しています。
日本でNORIKO学級を支援しているリシタン・ジャパンセンター(RJC) 事務局長 寺尾 千之(てらお ちゆき)氏より『ウズベキスタンの中の「ちいさな日本」〜フェルガナ地方』をテーマに、全6回にわたってご紹介いただきたいと思います。



第1回 〜 NORIKO学級 〜
日本から6,000km以上も離れたウズベキスタンの中に「小さな日本」があるのをご存知だろうか?
通りでウズベク人と日本人が出会うと、日本語で「こんにちは」と笑顔を交わす町。 首都タシケントから東南に約350km、人口3万人ほどのリシタン市だ。

この地に仙台出身の大崎重勝さん・紀子さんご夫妻が無料の日本語学校を設立して12年が経つ。「照れくさいので」と、名前はローマ字にして「NORIKO学級」と命名した。ガニシェル校長が学校正門に掲げた看板には、校名がローマ字で表記されている。
設立当初から地元に溶け込み約2年間過ごした大崎さんご夫妻を、当時は街中の人が知っていた。大崎さんの「資格は要りません。子ども達と日本語で遊んでやってください。」との思いは、ご遺志として今はボランティアに受け継がれ、赴任数は250名を超え、日ウズ草の根交流のシンボルとなっている。

この9月、3年ぶりにNORIKO学級を訪れた。2002年3月の初訪問以来8回目だ。移動と水分補給が随分と楽になった。ウズベキスタン国営航空の直行便で成田から約9時間、タシケント空港から暗闇の中、旅行社手配のウズベク車「ネクシア」に乗りこみ一路リシタンへ、5時間半のドライブだ。タシケント郊外のフードショップで、現地ガイドが調達してきた500mlペットボトルの水で喉を潤しながら、山肌が露出した山間を縫うように走る。標高2,000mのケムチック峠の有料トイレ付休憩所に立ち寄った後は下りだ。しばらく走ると景色が一変した。地平線のかなたまで続く綿花畑。緑豊かなフェルガナ盆地に到着だ。
片側3車線かと思われる広い道路を更に1時間半走ると、いよいよ目的地、NORIKO学級だ。

〔文: リシタン・ジャパンセンター(http://rjc.bz/) 事務局長 寺尾 千之〕

NORIKO学級看板NORIKO学級看板

NORIKO学級(手前民族衣装の後姿が寺尾氏)NORIKO学級(手前民族衣装の後姿が寺尾氏)

ケムチック峠途中で一休み、ネクシア」とドライバーケムチック峠途中で一休み、ネクシア」とドライバー

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