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ウズベキスタン / 紙のシルクロード 第9回 〜 紙の活かし道 〜

掲載日時:2011年11月25日

情報提供:ウズベキスタン政府観光局

サマルカンド、コニギル・メロス工房でのサマルカンドペーパー復興事業でご活躍中の金刺潤平氏による「紙のシルクロード」、9回目です。



第9回 〜 紙の活かし道 〜
サマルカンドが近代製紙のルーツとも言うべき重要な地であり、そのサマルカンドペーパーは、滑らかでしなやかで絹の様な光沢を持つ素晴らしい素材であっても、日常生活で活躍できる場は少ない。
それは、その紙を元に改良され続けた紙があるからである。これは、日本伝統文化の一つである和紙の世界でも同様である。
サマルカンドペーパーの活かし道を模索している内にワインラベルに行き当たった。

一般にウズベキスタンのワインは、甘いデザートワインが主流である。ワインやブドウの故郷は、コーカサス地方グルジアあたりである。
その昔、ワイン醸造は、酒というより、甘くて美味しいブドウジュースを長持ちさせるための技術であったようだ。だから、水やソーダ等で割って自分の好みの味にして楽しんでいたらしい。
そんな、ワインの事を体感させてくれるワイナリーが、サマルカンドの中心部にある。訪ねて行くと偶然発見された100年以上昔に作られたというクモの巣とカビに包まれたひんやりとした地下2階ほどのところのワイン蔵に案内された。そこで、テイスティングさせてもらったデザートワインの味は、しばし、悠久のロマンに浸らせてくれた。

(文: 金刺潤平)

100年以上前につくられたワイン蔵100年以上前につくられたワイン蔵

100年以上前につくられたワイン蔵100年以上前につくられたワイン蔵

昔のワインボトル昔のワインボトル

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