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ウズベキスタン / ウズベキスタンの中の「ちいさな日本」〜フェルガナ地方 第2回『リシタンの結婚式風景』

掲載日時:2011年12月09日

情報提供:ウズベキスタン政府観光局

タシケントから飛行機で約1時間、または車で約5時間30分、ウズベキスタン東部フェルガナ近郊のリシタンでは、日本人が創ったボランティア日本語学級「NORIKO学級」で、多くのこども達が日本語を勉強しています。
日本でNORIKO学級を支援しているリシタン・ジャパンセンター(RJC) 事務局長 寺尾 千之(てらお ちゆき)氏による『ウズベキスタンの中の「ちいさな日本」〜フェルガナ地方』の第2回目です。



第2回 〜 リシタンの結婚式風景 〜
NORIKO学級は、ナジロフ・ガニシェル校長の家の斜め前にある。今、一期生達は20歳前後になった。
学級代表として日本語学習発表会やCIS学生日本語弁論大会などで優勝・入賞を果たした彼らは、留学、就職、国際結婚など、独自の道を切り拓き、日本との縁を紡ぎ続けている。
その中の一人、日本企業で働く青年が故郷で挙式をするという。結婚式は、その国の伝統文化を楽しみながら学べる絶好の機会だ。早速、式に照準を合わせて手配を旅行会社に依頼した。

式当日、花婿から「午前7時に男性客、正午に女性客、午後4時過ぎに若者と子ども達が集まります。」と聞かされた。私が早朝に見た限りでは、裏庭の料理場も男性一色だった。
朝食は、ウズベキスタンが誇るナン、西瓜、葡萄、リンゴ、杏、胡瓜、胡桃、ヤギのチーズなどなど。昼からは民族楽器生演奏が始まり、プロの歌手が朗々と歌いあげていく。昼食はプロフ、ラグマン、夕方にはウォッカ、ワインと、タイミングよく地元の青年達が運んで来る。昼過ぎ、女性客が彩を添えたところで、ゲストスピーチが始まった。花婿花嫁の入場、新郎両親の挨拶などを挟んでその後もスピーチ、ウズベクダンスが繰り返され、若者達が来場した4時過ぎからはディスコと化した。
式には新郎家族と親交のある日本人夫婦、ボランティア講師達、日本人墓地関係者など、20名近くの日本人が列席していた。日ウズ草の根交流は多岐にわたり展開されているのだ。

〔文: リシタン・ジャパンセンター( http://rjc.bz/ ) 事務局長 寺尾 千之〕

午前中の風景。男性客のみ集まる。午前中の風景。男性客のみ集まる。

午後の風景午後の風景

準備中のバンドメンバー達準備中のバンドメンバー達

新郎新婦入場新郎新婦入場

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