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クロアチア ザヴルシィエ / イストゥラ半島内陸部の真珠「ザヴルシィエ」

掲載日時:2012年01月31日

情報提供:クロアチア政府観光局

イストゥラ半島北部のオプルタリとグロジュニャンの間にある「ザヴルシィエ」は、高さ240mの丘の上の景色の良い小さな街で、かつては二重の壁に囲まれていました。その一部と2つの門の内のひとつは今も残っています。
門には、3世紀に渡ってこの地を治めたコンタリーニ家の紋章が刻まれています。

小石の小道が、歴史ある聖母マリア教会とその鐘楼へ続いています。
教会は1879年に最後に改修され、その際に後陣と尖ったアーチの門も改修されています。教会は16世紀に建てられ、1634年に改修されています。当時4つあった祭壇の内2つが残されています。18世紀の銀製のキャンドルホルダーと点火器、1476年製の浮き彫りが施された貴重なカップも所有していましたが、18世紀の終わりに売却され、最終的にロスチャイルド・コレクションに収蔵され、現在ルーヴル美術館に所蔵されています。
ゴシック様式の聖体顕示台は1849年製で、聖母マリア、使徒ヨハネ、復活したキリストの姿を表しています。

教会の隣の丘の頂上には、高さ22mのロマンチックな鐘楼が立っています。鐘楼にはかつて守衛と見張りが常駐していたことが、その形状からわかります。
塔の上からは地平線まで見渡すことができ、敵の攻めてくる様子が一望できます。塔は北側に40cm傾いているため、斜塔とも呼ばれています。

ザヴルシィエの北側の門の前に、1792年に建てられた教区教会の聖ヨハネ&パウロ教会があります。円形の後陣と5つの祭壇があり、豪華に装飾されています。
聖母マリアの祭壇は、貴族のベセンギにより1972年に寄贈されました。渓谷に向かい保存されている門の前に1556年の聖ロクス教会があり、北へ約1kmの場所には聖アンデレ教会と墓地があります。
ザヴルシィエにはローマ時代前の遺跡が残っていて、何世紀も前に人が居住していたことが証明されています。また、ローマ時代の墓石や遺跡も残っています。イストゥラ半島内陸部へ伸びるローマの執政官の最初の道とされる痕跡も見つかっています。

道沿いでは、様々な歴史上の人物の名前が彫られた墓石も1885年に発見されています。
この中世の街はかつてイタリア語でピエモンテと呼ばれていました。
1102年、街はイストゥラの侯爵ウルリッヒ2世によってアクイレイアの総大司教に寄贈されました。今日ではザヴルシィエの古代の中心地は、クロアチアの文化史跡として完全に保護されています。


※詳細はこちら
 イストゥラ県観光局
  URL http://www.istra.com/ (クロアチア語、英語他)
 グロジュニャン観光局
  URL http://www.istria-groznjan.com/ (クロアチア語、英語他)

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