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イタリア / プッチーニ生誕の地「ルッカ」

掲載日時:2012年05月11日

情報提供:イタリア政府観光局 (ENIT)

プッチーニ・フェスティバルの開催されるトッレ・デル・ラーゴ(Torre del Lago: ピサから14km、ヴィアレッジョから5km)は、プッチーニが30年にわたって住んだ湖のある町で、湖畔の野外劇場のすぐ側にはプッチーニ一家が住んだ家があり「ヴィッラ・プッチーニ(Villa Puccini)博物館」として、一般公開されています。
そこには巨匠の使ったピアノ、オペラ関連の品々が展示されている他、プッチーニの霊廟もあります。

トッレ・デル・ラーゴから25km東にはプッチーニ生誕の地の芸術都市 ルッカ(Lucca)があります。
古代ローマ時代に遡る歴史と、中世には公国、共和国として繁栄したルッカの町は、今は素晴らしい景観の城壁に囲まれ、ナポレオンの妹や貴族達が残した美しい町並みや郊外には瀟洒なヴィッラが今も残っている魅力的で優雅な雰囲気の漂う町です。

プッチーニは1858年12月22日にルッカのポッジョ通り(Via Poggio)にある家で生まれ、そこは「プッチーニ生家博物館」(Casa Puccini)として一般公開されています(昨年11月に修復も終了)。
生家博物館の近隣には、プッチーニ像、プッチーニという名のレストランやホテル、また4代続く音楽家の家庭に生まれたプッチーニが洗礼を受けたサン・パオリーノ教会(Chiesa di San Paolino)や、プッチーニが幼いころ聖歌隊員を勤めていた美しいサン・ミケーレ・イン・フォロ教会(Chiesa di San Michele in Foro)、そして足繁く通ったカフェ・ディ・サン・シーモ(Cafe’ di San Simo)が、当時の内装のまま営業しています。

このようにルッカ市内にはプッチーニ所縁の場所が多くあるだけでなく、オペラハウスのジリオ劇場(Teatro Giglio)や、カタラーニ、ボッケリーニといった音楽家が学んだ音楽院や家といった音楽関連の場所、そして観光的にも通の旅行者を喜ばせる名所がいろいろあります。
例えば、かつては権勢の象徴であった塔のひとつグイニージの塔(Torre di Guinigi)の頂上には当時からの樫の木があり、町を見渡す絶好のスポットとなっていたり、町を守った4km以上にわたる城壁は、今はその上が緑の遊歩道に整備され、市民や観光客の憩いのスポットとなっています。
また古代ローマ時代の円形劇場跡にできたアンフィテアトロ広場(Piazza Anfiteatro)や、エルサレムから運ばれたという木製のキリスト像があるサン・マルティーノ大聖堂(ドゥオーモ)など、芸術的にも見所が多い町です。

グイニージの塔からのルッカの眺めグイニージの塔からのルッカの眺め

上は緑の遊歩道:ルッカの城壁上は緑の遊歩道:ルッカの城壁

サン・ミケーレ・イン・フォロ教会サン・ミケーレ・イン・フォロ教会

プッチーニ像プッチーニ像

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