ニュージーランド運輸局(NZTA)によりますと、２０１３年５月２３日(木)より１０日ないし１４日間の予定で、ミルフォード・サウンドに至る「ミルフォード・ロード」のホーマー・トンネル、およびその周辺が閉鎖されております。

同トンネル西側入口上方約７００ｍの絶壁にある山肌の岩(通称「ダイヤモンド・ピナクル」)の一部が昨年１１月に崩落し、一時期、道路が度々通行止めとなりました。
その後、交通規制や落石防護棚による応急対策がとられる一方で、専門家による調査が重ねられておりましたが、先々週の実地調査で最終的に高さ約２０ｍ、重量約２,０００トンに及ぶ岩盤が剥がれかかっていることが確認されました。
このまま本格的な冬を迎え積雪があると、その重みで岩盤が崩落する可能性も十分あり得るとのことから、急遽、当該部分のドリルと爆破による撤去作業の実施に至っております。
同地へのご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。