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ニューヨーク 国際免許について

掲載日時:2001年10月15日

情報提供:JNTOニューヨーク事務所

 以前ロサンゼルス事務所報告に国際免許の問題についての記載があった際、当地の事情と若干異なる部分があるのに気がついたので一言触れたい。

 まず、ニューヨーク州法によると、国際免許証は免許証とは見倣されず、保有者が当該国で有効な運転免許証を所有していることの証明でしかないとしている。従ってニューヨーク州では国際免許の基礎となる当該国の免許証のみを有効と認めている。

(An International Driving Permit is not a license to drive. By itself the permit is notvalid for driving in NY State. New York honors all valid foreign licenses. By law, NY Will honor a valid driver license issued by any other nation to a resident of that nation.)

 また、ニューヨーク州では、旅行者以外の居住者は国際免許証を使用できない規則である。居住者は、通例1か月以内に居住する州内の免許証を取得しなければならない。もちろん、現実には僅か1か月で取得するのは容易なことではない。なぜなら、取得に必要なソーシャルセキュリティ番号やその他必要な6点もの身元証明を取得するのに一定期間を要するからである。日本からの駐在員は居住者であるにもかかわらず、州の免許証の受験に必要な点数が不足するため、違反を半ば承知で国際免許証のみで車を購入しているが、これは正式にいえば違反であろう。

国際免許証は、このようにあくまで翻訳証明書と考えられていることから、当所としては、実際の運転の際には日本の免許証も併せて携帯することを強く勧めておきたい。


※本記事は「国際観光振興会 海外旅行情報」より転載致しました。

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