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オーストラリア 入国の際の検疫について

掲載日時:2001年07月13日

情報提供:アイディツアーズ サウスパシフィック PTY LTD

最近、オーストラリア入国の際の検疫が厳しく、ケアンズでもほとんどのお客様が質問を受けたり、荷物を開けられたりしています。

原因はご存知の「口蹄疫(FOOT & MOUTH DISEASE)」の影響と考えられます。

数々の世界自然遺産のあるオーストラリアを守るためだと思いますが、ゴルフシューズに土や芝がついていると、ブラシを使って落としたり、洗われたりする人もいるそうです。
また、グループの場合で、1人が不申告で食物を持ち込んだりした場合は、他のお客様全員が荷物を開けられたり、質問を受けたりと疑われています。一度ゲートを出たお客様も戻らされます。


よく、旅行会社が代行手続きで入国カードや税関申告書の記入をしていますが、タイプ打ちの場合はまず疑われ、荷物を開けさせられます。そして食物を持っていないと記入されていて実際に持っている場合は、もちろん罰金になります。

お客様はその事情を知らされていなかったと言って、コンプレインになります。同じように、お客様ご自身で偽りの申告をした場合も同じで、罰金となります。

特に持込みが禁止されている肉、牛乳、青果等の生物は持ち込んだだけで罰せられます。実際に、最近ブリスベン空港にて入国の際、不申告で約1.5キロの生肉を持ち込み、罰金を7,300ドル(約50万円)払わされた日本人観光客がいて、裁判の判決も有罪で、記録も残ってしまったそうです。
罰金の内訳は、1,000ドルが不申告分、残りの6,300ドルが持込み禁止物の持込み分。

また、このため、最近のケアンズ空港で早朝到着のお客様の出てこられるのが非常に遅く、定刻の朝4時30分などに到着してもゲートから出てこられるのは5時半過ぎです。
乗り継ぎがあるお客様などは、それだけで間に合わなくなり、QF615便ブリスベン行きやQF2501便ハミルトン行きなどは厳しい状況です。

現時点ではこのような状況となっておりますので、くれぐれもご注意ください。

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外務省提供
観光庁提供
厚生労働省 検疫所情報
国土交通省航空局 提供
  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」