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メキシコ / 世界文化(自然)遺産シリーズ11 - 古代都市 「エル・タヒン」

掲載日時:2001年11月13日

情報提供:株式会社メキシコ観光

密林の丘陵に今も生きる神々への儀式!! 神への生贄を賭けた聖なる球戯!


【古代都市エル・タヒン】
(EL TAJIN, PREHISPANIC CITY)
 
100年頃に形成され、1,100年頃大火に見舞われるまで、メキシコ湾岸の文明をリードしてきた都市の遺跡「エル・タヒン」。
この都市文明はタヒン文明、あるいは古典期ベラクルス文明と呼ばれている。

この遺跡は1785年、タバコ栽培の土地を探していたスペイン人のディエゴ・ルイスによって奥深いジャングルの丘陵地帯で発見された。
500年近くの眠りからさめたこの遺跡は保存状態が良好で、今も古代のロマンを感じることが出来る。

メキシコ中央部のもう1つの都市文明・テオティワカンと同じ様式の土器が見つかっているため、両都市は緻密な交流を持ったと推定される。
トトナカ族がメキシコ湾岸の文明をリードし最盛期は紀元600〜900年であったと思われる。

エル・タヒンは先住民の言葉で「稲妻」や「ハリケーン」を意味し、古代の人はこの地方を襲う猛烈な嵐などの大自然の脅威に畏怖を抱き、天の神々を祀る祭壇を建てた。その最大の建物は「壁龕(へきがん)のピラミッド」、基底部の1辺が36m、高さは18m、6層からなりその頂上は崩落している。

方形の「壁龕」の数は崩れ落ちた部分を含めて総数365個、太陽暦の1年を表したものと考えられている。
ピラミッドの周囲には古代球戯場が点在しており、現在11ヶ所発掘されている。
古代球戯の発祥地ともいわれ、壁画を飾るレリーフからは神に捧げられたゲームの様子を窺い知ることが出来る。
その他「中央広場」、「タヒン・チコ広場」、「石柱殿」など。

タヒン遺跡入り口の広場ではトトナカ族の太陽神に捧げる儀式「ボラドーレス」を見ることが出来る。ボラドーレス(空飛ぶ人)は5人の男性がカラフルな衣装をまとい、高さ30mのポールからロープで逆さ吊りになってグルグル回りながら地上に降りてくる、アクロバティックな宗教儀式だ。足首を縛られ、逆さずりで笛の音に合わせて鳥のように優雅に地上に降り立つパフォーマンスは必見。


■エル・タヒン Data

* 国: メキシコ合衆国
* 登録年: 1992年
* 分類: 古代都市遺跡
* 建造時期: 100〜1,100年
* 建設民族: メキシコ複数民族
* 所在地: メキシコ湾岸ベラクルス地方の丘陵地 「規模」5k��
* アクセス都市・空港: ポサ・リカ/POZA RICA(PAZ)
 MEXから空路PAZへ。空港から約20分
 又はメキシコシティ(MEX)から陸路 約5時間


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