現地時間２０１４年１２月１１日(木)、アルゼンチン航空機パイロット連合(APLA)は、ＳＯＬ航空の１８人のパイロットの解雇に抗議し、現地時間１２月１２日(金) 午前０時より２４時間の全国ストライキ実施を突如表明いたしました。

これに対しアルゼンチン政府は、話し合いの席を設けストライキの中止を求める姿勢を示しておりますが、ストライキ実施の有無は現時点では不明です。
なお、表明通りストライキが行われることになった場合には、以下の影響が予想されます。

■ ストライキが実施された場合の影響
◎ アルゼンチン国内の空港から出るフライトは、
　 全ての航空会社において国内線・国際線を問わず全面運航停止。

◎ その他、同連合に関連するものとして以下の業務が一斉に停止される予定です。
* パタゴニア全域にガスと石油を供給するヘリコプターの運航停止
* 定期便・不定期便を含めた一切の航空便の運航停止
* アルゼンチン国立航空局(ANAC)による航空便事業監督業務の停止
* アルゼンチン事故調査委員会(JIA)による調査業務の停止
* 全航空会社のパイロットの操縦業務停止

現時点では、ストライキの実施はほぼ確実と見られています。
ストライキに突入した場合でも、早い時点で終息するのか、それとも同連合の宣言通り２４時間継続されるのかは、現時点では不明です。
全国的に空の便に大規模な混乱は避けられないものと思われます。
該当するフライトをご利用予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。