欧州12カ国(ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、オーストリア、アイルランド、ギリシャ、フインランド)が2002年1月1日をもって一斉にユーロに移行する。
このことは欧州経済にいろいろな変化をもたらすことになろうが、観光分野においても大きな影響があるものと思われる。
そのもたらされる影響の内容については導入後しばらくの時の経過を経てみないと分からないが、参考までにドイツにおける移行手続きについて紹介してみたい。
なお、この移行プロセスの詳細は各国で若干の差があることをあらかじめご留意いただきたい。
1) ユーロの流通開始はいつからか
2002年1月1日の午前零時からユーロ紙幣・硬貨が法的な支払い手段となる。
2) マルクはその時点で使えなくなるのか
ユーロ紙幣・硬貨が流通を開始しても、一定期間は従来通りマルクを使用できる。
この期間は「平行流通期間」といって、具体的な期間は国によって異なる。
ドイツの場合は2月28日までマルクでの支払いが認められる。
ただし、釣銭はユーロのみとなる。
3) その後のマルク紙幣・硬貨はどうなるのか
マルクからユーロへの市中銀行での交換は2月28日までで終了する。その後もマルクは価値を有し、ドイツ連邦銀行、州中央銀行で無期限に、金額の制限なく、手数料無しでユーロ紙幣・硬貨に交換できる。
4) マルクとユーロの交換レートはいくらか
1ユーロ=1.95583マルク
5) 紙幣と硬貨の種類・デザインは
紙幣は500、200、100、50、20、10、5ユーロの7種類、硬貨は2ユーロ、1ユーロ、50セント、20セント、10セント、5セント、2セント、1セントの8種類がある。
紙幣についてはどの国が発行するものも同じだが、貨幣については価値記載面は同じ、もう一方の面は各国毎に独自の図柄となっている。
6) 預金口座のマルクはどうなるのか
すべてのマルク預金口座は、2002年1月1日までに1ユーロ=1.95583マルクの交換レートでもって自動的に切り替えられる。
7) ユーロ圏に属する諸外国の通貨のドイツでの扱いはどうなるのか
フラン、リラなどユーロ圏に属する諸外国の通貨は、ドイツ国内では原則、2002年3月31日までしか交換できない。
※本記事は「国際観光振興会 海外旅行情報」より転載致しました。
このことは欧州経済にいろいろな変化をもたらすことになろうが、観光分野においても大きな影響があるものと思われる。
そのもたらされる影響の内容については導入後しばらくの時の経過を経てみないと分からないが、参考までにドイツにおける移行手続きについて紹介してみたい。
なお、この移行プロセスの詳細は各国で若干の差があることをあらかじめご留意いただきたい。
1) ユーロの流通開始はいつからか
2002年1月1日の午前零時からユーロ紙幣・硬貨が法的な支払い手段となる。
2) マルクはその時点で使えなくなるのか
ユーロ紙幣・硬貨が流通を開始しても、一定期間は従来通りマルクを使用できる。
この期間は「平行流通期間」といって、具体的な期間は国によって異なる。
ドイツの場合は2月28日までマルクでの支払いが認められる。
ただし、釣銭はユーロのみとなる。
3) その後のマルク紙幣・硬貨はどうなるのか
マルクからユーロへの市中銀行での交換は2月28日までで終了する。その後もマルクは価値を有し、ドイツ連邦銀行、州中央銀行で無期限に、金額の制限なく、手数料無しでユーロ紙幣・硬貨に交換できる。
4) マルクとユーロの交換レートはいくらか
1ユーロ=1.95583マルク
5) 紙幣と硬貨の種類・デザインは
紙幣は500、200、100、50、20、10、5ユーロの7種類、硬貨は2ユーロ、1ユーロ、50セント、20セント、10セント、5セント、2セント、1セントの8種類がある。
紙幣についてはどの国が発行するものも同じだが、貨幣については価値記載面は同じ、もう一方の面は各国毎に独自の図柄となっている。
6) 預金口座のマルクはどうなるのか
すべてのマルク預金口座は、2002年1月1日までに1ユーロ=1.95583マルクの交換レートでもって自動的に切り替えられる。
7) ユーロ圏に属する諸外国の通貨のドイツでの扱いはどうなるのか
フラン、リラなどユーロ圏に属する諸外国の通貨は、ドイツ国内では原則、2002年3月31日までしか交換できない。
※本記事は「国際観光振興会 海外旅行情報」より転載致しました。
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