来年2018年春オープン予定でギザ地区に建設中の「大エジプト博物館」(Grand
Egyptian Museum)ですが、現地カイロからの情報によりますと今のところ2018年6月以前のオープンは難しそう、という博物館ダイレクターのコメントがあったとのこと。
(来月、オープンに関するミーティングが予定されているようです。)
この大エジプト博物館ですが、日本のODA資金協力並びにJICAの技術協力の下、展示品移動や保存修復作業が行われております。
来月に以下のイベントが東京・大阪で予定されておりますので、お知らせいたします。
お時間のある方は、是非。
■ イベント詳細
◎ 名称:
大エジプト博物館合同保存修復プロジェクトシンポジウム「ファラオの至宝をまもる2017」
◎ 趣旨:
私たち日本人のみならず、世界各国から高い関心が寄せられている古代エジプト文明の秘宝は、人類共有の貴重な文化遺産です。
首都カイロにあるエジプト考古学博物館には、ツタンカーメン王の黄金のマスクなどをはじめとした数々の至宝が展示されていますが、開館から100年以上が経過して建物の老朽化が目立ってきた上、展示スペースや技術、人材も不足しています。
こうした状況の中、日本政府はエジプト政府からの要請を受け、新しい博物館となる「大エジプト博物館」の建設に対する有償資金協力(円借款)を行うとともに、この博物館に付属する保存修復センターに対して、2008年より、博物館の運営や展示品となる文化財の保存修復等にかかる技術協力を行ってきました。
そして2016年11月より、「大エジプト博物館合同保存修復プロジェクト」を開始し、ツタンカーメン王の墓から出土した文化財を含むエジプトの至宝の調査、移送、保存修復を日本とエジプトの専門家が共同で行うことで、大エジプト博物館職員の人材育成および技術移転を図っています。
本シンポジウムでは、日本がエジプトの至宝をまもるために行っている技術協力の取組みをご紹介します。
◎ 主催:
〔東京〕
国際協力機構(JICA)、日本国際協力センター(JICE)、東京藝術大学
〔大阪〕
国際協力機構(JICA)、日本国際協力センター(JICE)、東京藝術大学、 国立民族学博物館
◎ 協力:
文化財保存修復学会
◎ 日時 / 場所 / 申込み方法等
〔東京会場〕
日時:2017年11月4日(土) 14:00〜16:00 (開場 13:30)
場所:東京藝術大学美術学部中央棟1階第1講義室
アクセス: http://www.geidai.ac.jp/access/ueno
定員: 180名
参加費: 無料
東京会場申込み: https://goo.gl/forms/tmR3godPbhRHjlOt2
〔大阪会場〕
日時: 2017年11月5日(日) 14:00〜16:00 (開場 13:30)
場所: 国立民族学博物館2階第5セミナー室
アクセス: http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access
定員: 95名
参加費: 無料
大阪会場の申込み: https://goo.gl/forms/sO5i5Bpl8dmKudTj2
◎ 主な内容:
14:00〜14:05
開会の挨拶: 中村 三樹男 (大エジプト博物館合同保存修復プロジェクト 総括)
14:05〜14:15
JICA講演 / JICAにおける文化遺産事業の取組み
JICA 社会基盤・平和構築部 都市・地域開発グループ第二チーム
14:15〜14:50
基調講演: 対象とする古代エジプトの至宝の魅力
河合 望 (金沢大学 新学術創成研究機構 准教授)
14:50〜14:55 休憩
14:55〜15:10
講演1: 古王国マスタバ墓の壁画の移送と保存修復
谷口 陽子 (筑波大学 人文社会系 准教授)
15:10〜15:25
講演2: ツタンカーメン王の服飾品を保存する―最前線からの報告
石井 美恵 (佐賀大学 芸術地域デザイン学部 准教授)
15:25〜15:40
講演3: ツタンカーメンの戦車と儀式用ベッドの移送とその事前調査
岡田 靖 (一般社団法人木文研 代表理事)
15:40〜15:55 質疑応答
15:55〜16:00 閉会の挨拶
桐野 文良 (東京藝術大学 美術学部国際文化財修復プロジェクト室 室長)
※司会: 木島 隆康 (東京藝術大学 美術学部国際文化財修復プロジェクト室 教授)
【 お問合せ先 】
東京藝術大学 美術学部 国際文化財修復プロジェクト室 シンポジウム係
〒110−8714 東京都台東区上野公園12−8
メールアドレス: icchc@ml.geidai.ac.jp
→ メール送信の際は、同アドレスを全て半角にし、送信ください。
詳細: http://geidai-icchc.geidai.ac.jp/
→上記サイトより案内チラシがダウンロードいただけます。
Egyptian Museum)ですが、現地カイロからの情報によりますと今のところ2018年6月以前のオープンは難しそう、という博物館ダイレクターのコメントがあったとのこと。
(来月、オープンに関するミーティングが予定されているようです。)
この大エジプト博物館ですが、日本のODA資金協力並びにJICAの技術協力の下、展示品移動や保存修復作業が行われております。
来月に以下のイベントが東京・大阪で予定されておりますので、お知らせいたします。
お時間のある方は、是非。
■ イベント詳細
◎ 名称:
大エジプト博物館合同保存修復プロジェクトシンポジウム「ファラオの至宝をまもる2017」
◎ 趣旨:
私たち日本人のみならず、世界各国から高い関心が寄せられている古代エジプト文明の秘宝は、人類共有の貴重な文化遺産です。
首都カイロにあるエジプト考古学博物館には、ツタンカーメン王の黄金のマスクなどをはじめとした数々の至宝が展示されていますが、開館から100年以上が経過して建物の老朽化が目立ってきた上、展示スペースや技術、人材も不足しています。
こうした状況の中、日本政府はエジプト政府からの要請を受け、新しい博物館となる「大エジプト博物館」の建設に対する有償資金協力(円借款)を行うとともに、この博物館に付属する保存修復センターに対して、2008年より、博物館の運営や展示品となる文化財の保存修復等にかかる技術協力を行ってきました。
そして2016年11月より、「大エジプト博物館合同保存修復プロジェクト」を開始し、ツタンカーメン王の墓から出土した文化財を含むエジプトの至宝の調査、移送、保存修復を日本とエジプトの専門家が共同で行うことで、大エジプト博物館職員の人材育成および技術移転を図っています。
本シンポジウムでは、日本がエジプトの至宝をまもるために行っている技術協力の取組みをご紹介します。
◎ 主催:
〔東京〕
国際協力機構(JICA)、日本国際協力センター(JICE)、東京藝術大学
〔大阪〕
国際協力機構(JICA)、日本国際協力センター(JICE)、東京藝術大学、 国立民族学博物館
◎ 協力:
文化財保存修復学会
◎ 日時 / 場所 / 申込み方法等
〔東京会場〕
日時:2017年11月4日(土) 14:00〜16:00 (開場 13:30)
場所:東京藝術大学美術学部中央棟1階第1講義室
アクセス: http://www.geidai.ac.jp/access/ueno
定員: 180名
参加費: 無料
東京会場申込み: https://goo.gl/forms/tmR3godPbhRHjlOt2
〔大阪会場〕
日時: 2017年11月5日(日) 14:00〜16:00 (開場 13:30)
場所: 国立民族学博物館2階第5セミナー室
アクセス: http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access
定員: 95名
参加費: 無料
大阪会場の申込み: https://goo.gl/forms/sO5i5Bpl8dmKudTj2
◎ 主な内容:
14:00〜14:05
開会の挨拶: 中村 三樹男 (大エジプト博物館合同保存修復プロジェクト 総括)
14:05〜14:15
JICA講演 / JICAにおける文化遺産事業の取組み
JICA 社会基盤・平和構築部 都市・地域開発グループ第二チーム
14:15〜14:50
基調講演: 対象とする古代エジプトの至宝の魅力
河合 望 (金沢大学 新学術創成研究機構 准教授)
14:50〜14:55 休憩
14:55〜15:10
講演1: 古王国マスタバ墓の壁画の移送と保存修復
谷口 陽子 (筑波大学 人文社会系 准教授)
15:10〜15:25
講演2: ツタンカーメン王の服飾品を保存する―最前線からの報告
石井 美恵 (佐賀大学 芸術地域デザイン学部 准教授)
15:25〜15:40
講演3: ツタンカーメンの戦車と儀式用ベッドの移送とその事前調査
岡田 靖 (一般社団法人木文研 代表理事)
15:40〜15:55 質疑応答
15:55〜16:00 閉会の挨拶
桐野 文良 (東京藝術大学 美術学部国際文化財修復プロジェクト室 室長)
※司会: 木島 隆康 (東京藝術大学 美術学部国際文化財修復プロジェクト室 教授)
【 お問合せ先 】
東京藝術大学 美術学部 国際文化財修復プロジェクト室 シンポジウム係
〒110−8714 東京都台東区上野公園12−8
メールアドレス: icchc@ml.geidai.ac.jp
→ メール送信の際は、同アドレスを全て半角にし、送信ください。
詳細: http://geidai-icchc.geidai.ac.jp/
→上記サイトより案内チラシがダウンロードいただけます。
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