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メキシコ / 世界文化(自然)遺産シリーズ16 - プエブラ歴史地区

掲載日時:2002年04月02日

情報提供:株式会社メキシコ観光

スペイン宣教師が築いた「天使の街」
チョルーラの幻の巨大ピラミッド!!!


【プエブラ歴史地区】
(HISTORIC CENTRE OF PUEBLA)

 スペインの植民地政策にはキリスト教への改宗も大きな柱の一つだった。
町は首都メキシコシティとメキシコ湾岸地域を結ぶ重要な中間点にあり、1534年スペインから渡ってきたキリスト教の宣教団によって建設が始まった。
熱心な布教活動により急増する教会建築群は瞬く間に「プエブラ」を一大植民都市にしていった。  
 
 ある日、天使たちが舞い降り、街に碁盤の目のように道をひいたという伝説から「PUEBLA」は「天使の街(PUEBLA DE LOS ANGELES)と呼ばれていた。
 主な見所は、エレラ様式の「カテドラル」(1550年着工、1649年に完成)、黄金の内部装飾が絢爛豪華な「ロサリオ礼拝堂」、17世紀バロック様式の旧サンタ・ロサ修道院(現民芸博物館)、旧サンタ・モニカ修道院(現宗教美術博物館)、ベラスケス、ムリーリョの絵画を有するサント・ドミンゴ教会など。
 その他18世紀に副王の為に建設されたバロック様式の迎賓館はその外観がデコレーションケーキを模したような造りから「砂糖菓子の家」と呼ばれ、優雅なタイルの建物は、現在、古美術品が展示される博物館になっている。

 プエブラの郊外のチョルーラは、かつてトルテカ文化の大都市として10万の人口を擁していた。ここには一辺が439m、高さが59mという、エジプトのギザのピラミッドの2倍にもおよぶ世界最大のピラミッドがあったことが確認されている。
この大神殿ピラミッド「トラチウアルペトル」に、スペイン人は被せるように丘を造り、頂上に教会を建て、征服の象徴とした。かって世界最大を誇ったピラミッドの丘と内部に埋もれた遺跡の一部は現在も見学できる。

 プエブラは色鮮やかな「タラベラ陶器」と甘いチョコレートソースを使う郷土料理「モーレ料理」も有名である。 


◆「プエブラ歴史地区」DATA

*国: メキシコ合衆国 
*登録年: 1987年
*分類: 歴史地区 
*建造時期: 1532年以降 
*建設者: スペインから渡ったキリスト宣教団
*所在地: メキシコ中部の高原、メキシコシティの東南110km
*規模: プエブラ市街地一帯
*アクセス都市、空港:
 メキシコシティ(MEX)から陸路約1時間40分
 日本からはロサンゼルス(LAX)、ダラス(DFW)、ヒューストン(IAH)経由

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