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蘇澳で冷泉を満喫

掲載日時:2001年08月07日

情報提供:アイティオージャパン(株)

 蘇澳には、世界にたった2つしかない、珍しい冷泉があります。
 これは蘇澳鎮七星山の麓に湧き出る天然炭酸泉で、雨水が地下の炭酸岩層にしみこんで炭酸水となり、それが湧き出て冷泉となったもの。
 泉温は約21度で、夏でもヒヤッとしますが、入って2〜3分したら、不思議と体全体が温まります。泉質が炭酸ガスを含んでいるので、ラムネやサイダーを作ることもできます。

 冷泉は世界中でイタリアと蘇澳にしかありません。
 冷泉の場所は蘇澳駅の向いの冷泉街上にあり、鎮公所(町役場)の公共事業として公共浴場と個人浴場があり、公共浴場はさらに、男女別々の全裸で入る浴場と、水着を着けて男女混浴の両方があります。
 個人浴場は有料ですが、公共浴場は無料。
 夏のシーズンは子供達の恰好の水遊びの場所になっています。
 旅行社は数軒ありますが、国際観光客を接待できそうなホテルは未だないので、冷泉を体験してみたい旅行者は、台北から日帰りか、礁渓に泊まることになります。

 蘇澳は宜蘭県の最南端で、台北から北回り鉄道で120キロ、自強号特急で2時間4分。バスなら北部浜海公路で140キロ、2時間半はかかります。

 蘇澳港は西、南、北の3方を山に囲まれ、東だけが海に面し、港湾の面積が362平方メートルもあり、基隆国際港よりも広く、港内が深いので1万トン級以上の船舶が出入りできます。そのため、基隆国際港の補助港として、1974年7月より十大建設の一環として大型商港の建設に着手、1979年に完成開港されました。

 蘇澳の南方1キロにある南方澳は台湾3大漁港のひとつで1922年に築港されたもの。現在では1度に1000艘の漁船が停泊できます。蘇澳は漁港である以外に工業地区でもあり、セメントやソーダなどの大工場があります。

 また、漁港の関係でシーフードが有名。立ち並んだシーフード店では、新鮮な魚介類が台北よりずっと安い値段で賞味できます。同地にある「南天宮」では200キロの純金で鋳造された海の女神、媽祖の神像を拜むことができるので、各地から参拝に来る信者が跡を絶ちません。

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