ハイキングかたがた蒋介石の住んでいた邸宅をのぞいて見ようという方に、おすすめの1日コースをスタディしてみました。
「陽明書屋」は陽明山国家公園内にある故蒋介石総統夫婦の別荘で、今は一般参観が可能です。
オープンは毎週火曜日から日曜日まで(毎週月曜日休館、同日が国定休日の場合は翌日休館)。個人参観は毎日午前9時と午後1時30分の2回、毎回45人に限られます。
団体参観は毎日午前10時と11時、午後2時30分と3時30分の4回で、20〜45人以内の限定です。ただし、7月14日〜9月16日の夏シーズンは毎週土曜、日曜の2日間、毎日午前9時から午後3時まで1時間毎に45人づつ参観を許されるので、団体の申し込みを受けつけない一方、上記の時間帯に小人数なら入館できます。
同書屋は蒋総統の死後、一時中国国民党の史料庫になり、1997年秋に建物と敷地が「陽明山国家公園管理処」に移管され、翌(98)年6月から一般公開されるようになりました。
全体の敷地面積は15へクタールもあり、うっそうとした森に囲まれ、中に「中興賓館」と呼ばれる1200坪の建物があります。1970年に完成された同賓館は、2階建ての中国風建築物で、外庭の入口に国立故宮博物院秦孝儀元院長の直筆による「陽明書屋」の看板があり、建物の直正面に建壁があって、そこには「千秋万歳」という丸く囲まれた4文字があり、5疋の蝙蝠がそれらの文字を囲む恰好で描かれています。
こうもりは中国では吉祥を表わし、五疋のこうもりは「五福包寿」とか「五福臨門」という意味を含んでいます。
入口を入ると左側に小さな中庭があり、「桂竹」が植えられています。これは「桂」と「貴」が中国では同音である所から「貴客臨門」を表わします。
1階は正庁で東側と西側の客室に分かれ、東側は国内の文武百官を謁見する部屋で、西側は外国の使節や貴賓を接待する部屋、西側客室の隣はレストランになっており、東側客室の隣に執務室があります。
2階の正庁東側には夫人のアトリエに続いて夫人と総統の寝室が別々になっており、外側に面した位置に総統の書斎があります。正庁西側は写真や資料などが陳列されています。地下室には書類棚があり、中国国民党史資料が多数保管されていましたが、その後、国民党總本部に移されました。特に紹介したいのは、この地下室から地下道が続き、外へ抜け出る密道になっていることです。
同書屋見学コースは、マイクロバスを使えば同書展までだどりつけますが、2〜3人の場合は、台北裏駅で乗り合いバス260号に乗り、約45分で陽明山の終点に到着、大南バスの109号巡廻バスに乗れば、第一駐車場および花時計を経て、約10分で陽明書屋に到着します。
ハイキングを楽しみたい方は、陽明山終点から陽金公路を金山方面へ進み、陽明公園を過ぎて約10分で中興路を左折して到着。行きは登りなので約1時間、帰りは下りなので約40分で帰れます。
団体予約は参観日2週間前に電話予約をし、予定日の1週間以内にFAXでリストを管理所へ。
【予約電話】
(02)2861-1444
【FAX】
(02)2861-0254
団体と個人見学に拘わらず、必ず身分証明書またはパスポート持参のこと。
「士林官邸」は士林園芸試験所の約半分を、蒋介石夫妻の官邸として1950年に建設したもので、\'75年に蒋氏が死去するまでの26年間の歴史を有します。その後、\'96年陳水扁前市長によって回収されるまでは、一般民衆の立入りは禁止されていました。
現在、庭園部分だけは、「台北市公園路燈管理処園芸管理所」によって管理されており、一般の自由参観に供していますが、肝心の夫婦が起居していたリビングルームやベットルームは解放されておらず、国家安全局の特別勤務隊が24時間交代で勤務に当り、鉄の格子からのぞき見するしかできません。
しかし、園芸管理所の整理で、中庭園、露天音楽室、温室、バラ園などは、他所では見られない蛍、赤トンボ、カタツムリ、カエル、セミ、シラサギなどの昆虫や珍しい樹木が参観でき、一般市民の憩いの場となっています。
【参観時間】
平日:午前8時30分〜午後5時00分まで
休日:午前8時00分〜午後7時00分まで
中正路から福林公園を抜けて入館でき、中山北路五段460巷から出られます。また、反対に中山北路からの入館も可。どちらでも傍に駐車場があります。
「陽明書屋」は陽明山国家公園内にある故蒋介石総統夫婦の別荘で、今は一般参観が可能です。
オープンは毎週火曜日から日曜日まで(毎週月曜日休館、同日が国定休日の場合は翌日休館)。個人参観は毎日午前9時と午後1時30分の2回、毎回45人に限られます。
団体参観は毎日午前10時と11時、午後2時30分と3時30分の4回で、20〜45人以内の限定です。ただし、7月14日〜9月16日の夏シーズンは毎週土曜、日曜の2日間、毎日午前9時から午後3時まで1時間毎に45人づつ参観を許されるので、団体の申し込みを受けつけない一方、上記の時間帯に小人数なら入館できます。
同書屋は蒋総統の死後、一時中国国民党の史料庫になり、1997年秋に建物と敷地が「陽明山国家公園管理処」に移管され、翌(98)年6月から一般公開されるようになりました。
全体の敷地面積は15へクタールもあり、うっそうとした森に囲まれ、中に「中興賓館」と呼ばれる1200坪の建物があります。1970年に完成された同賓館は、2階建ての中国風建築物で、外庭の入口に国立故宮博物院秦孝儀元院長の直筆による「陽明書屋」の看板があり、建物の直正面に建壁があって、そこには「千秋万歳」という丸く囲まれた4文字があり、5疋の蝙蝠がそれらの文字を囲む恰好で描かれています。
こうもりは中国では吉祥を表わし、五疋のこうもりは「五福包寿」とか「五福臨門」という意味を含んでいます。
入口を入ると左側に小さな中庭があり、「桂竹」が植えられています。これは「桂」と「貴」が中国では同音である所から「貴客臨門」を表わします。
1階は正庁で東側と西側の客室に分かれ、東側は国内の文武百官を謁見する部屋で、西側は外国の使節や貴賓を接待する部屋、西側客室の隣はレストランになっており、東側客室の隣に執務室があります。
2階の正庁東側には夫人のアトリエに続いて夫人と総統の寝室が別々になっており、外側に面した位置に総統の書斎があります。正庁西側は写真や資料などが陳列されています。地下室には書類棚があり、中国国民党史資料が多数保管されていましたが、その後、国民党總本部に移されました。特に紹介したいのは、この地下室から地下道が続き、外へ抜け出る密道になっていることです。
同書屋見学コースは、マイクロバスを使えば同書展までだどりつけますが、2〜3人の場合は、台北裏駅で乗り合いバス260号に乗り、約45分で陽明山の終点に到着、大南バスの109号巡廻バスに乗れば、第一駐車場および花時計を経て、約10分で陽明書屋に到着します。
ハイキングを楽しみたい方は、陽明山終点から陽金公路を金山方面へ進み、陽明公園を過ぎて約10分で中興路を左折して到着。行きは登りなので約1時間、帰りは下りなので約40分で帰れます。
団体予約は参観日2週間前に電話予約をし、予定日の1週間以内にFAXでリストを管理所へ。
【予約電話】
(02)2861-1444
【FAX】
(02)2861-0254
団体と個人見学に拘わらず、必ず身分証明書またはパスポート持参のこと。
「士林官邸」は士林園芸試験所の約半分を、蒋介石夫妻の官邸として1950年に建設したもので、\'75年に蒋氏が死去するまでの26年間の歴史を有します。その後、\'96年陳水扁前市長によって回収されるまでは、一般民衆の立入りは禁止されていました。
現在、庭園部分だけは、「台北市公園路燈管理処園芸管理所」によって管理されており、一般の自由参観に供していますが、肝心の夫婦が起居していたリビングルームやベットルームは解放されておらず、国家安全局の特別勤務隊が24時間交代で勤務に当り、鉄の格子からのぞき見するしかできません。
しかし、園芸管理所の整理で、中庭園、露天音楽室、温室、バラ園などは、他所では見られない蛍、赤トンボ、カタツムリ、カエル、セミ、シラサギなどの昆虫や珍しい樹木が参観でき、一般市民の憩いの場となっています。
【参観時間】
平日:午前8時30分〜午後5時00分まで
休日:午前8時00分〜午後7時00分まで
中正路から福林公園を抜けて入館でき、中山北路五段460巷から出られます。また、反対に中山北路からの入館も可。どちらでも傍に駐車場があります。
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