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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド / 「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (4/09の状況)

掲載日時:2020年04月10日

情報提供:株式会社ヴァイキング

全世界的に感染が拡大している「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況
アイスランド国内の感染者は現地時間昨日2020年4月09日時点で960名、3,940名が検疫中、
40名が国立大学病院に入院中で、残りの920名が自宅隔離で療養中です。
回復した人は688名で死亡者は累計で6名のままです。全人口の9%が検査済みです。

3日続けて現在の感染者数が前日を下回り、感染拡大のピークに達したと疫学者が発表しております。ただし、感染者数が減り始めたとき、約2週間後に入院患者数が増える傾向にあるため、医療機関のピークはこれから来ると準備対応が継続されております。

14社が協力し、人工呼吸器17台と医療品1億アイスランドクローナ(ISK)以上が国立大学病院に寄付されました。また医療関係者から違う職種に転職した人やリタイアした人1,000名以上が復帰の登録を行い、現在150名以上が稼働しており、COVID19の終息に向け、政府と国民が一体となり取り組みを継続しています。

なお、入国制限に変更は無く、外出禁止令も出ておりません。

■ フェロー諸島の状況
昨日同様、感染者は184名、入院者は1名です。214名が自宅隔離で検疫中です。
これまで136名が回復し、死亡者は0名です。約10%が検査済みです。
政府はこれまでの施策が奏功していることから、3月中旬から始めた各制限の緩和を発表しています。

アトランティック航空は、4月09日のヴォーアル空港〜コペンハーゲン空港間を含めた計10便の運航をキャンセルしております。
なお、現在も入国後14日間検疫下の経過観察が継続されております。

■ グリーンランド
昨日同様 現在の感染者は0名で、これまでの死亡者も0名です。
新たに35名の検査結果が出ましたが、全員陰性でした。

Air Greenlandの国際線・国内線の運休が5月01日までとなり、この間、グリーンランドへの入国は不可となります。
デンマークは5月10日まで国境を封鎖しており、外国人への入国制限があります。

なお、羽田からコペンハーゲンまで運航するスカンジナビア航空便は4月は運休である旨、在デンマーク日本国大使館のホームページに現在も表記されておりますが、運航の詳細や乗り継ぎの可否については、スカンジナビア航空、または駐日デンマーク大使館にて最新情報をご確認ください。

以上、ご注意ください。

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  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」