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クロアチア / 「新型コロナウイルス」の影響について (段階的緩和のスケジュール)

掲載日時:2020年04月27日

情報提供:合同会社 プレヌスツアージャパン

クロアチアにおける「新型コロナウイルス」の感染状況、及び感染症対策措置の緩和について、在クロアチア日本国大使館発出情報とともにお知らせいたします。

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コロナウィルスの感染者の蔓延に伴う隔離措置ですが、クロアチアでは一定の効果が見られたこともあり、現地時間本日2020年4月27日(月)より、5月04日(月)、及び5月11日(月)との3段階に分けて緩和措置が進められる予定となりましたので、以下にお知らせいたします。

■ クロアチアにおける「新型コロナウイルス」感染状況
現地時間昨日4月26日 14:00現在のクロアチアにおける新型コロナウイルスの累計感染者数は
2,030名、累計治癒者数は1,103名、累計死者数は55名です。
これまでに31,622件の検査が行われています。

■ 段階的緩和措置について
◎ 現地時間本日4月27日から始まる第1段階の緩和措置は、次のとおりです。
* ショッピングセンターを除き、全ての商店の営業再開。
 商店の営業時間に関する制限が廃止されています。
 ※日曜・祝祭日は、キヨスク、パン屋、及びガソリンスタンドのみ営業が認められます。
* 大工、仕立屋、鍵屋、旅行代理店や写真屋等、顧客との密接な接触を伴わないサービス業の営業再開
* 図書館、博物館、ギャラリー、骨とう品店、書店の営業再開
* 優先度の高い受験者のための国家専門試験の実施
* トップ・ランクの競技会に出場するシニア・スポーツ選手団、
 各種目第1・第2カテゴリーに属するスポーツ選手のトレーニングの再開
* 市内及び郊外の公共交通機関の運行、フェリーの運航がない島への高速船の運航

※ザグレブ市では27日から市内のバスのみ運行を開始し、トラムは3月22日の地震の影響を踏まえ、
 安全性の確認された部分から徐々に運行を開始する予定です。
※公共交通の実施は、公共交通機関がその責を負う。
 例えば、トラムが混雑してきたら、運転手はその後の乗客の乗車を拒否することができる。
 また、乗客も感染予防措置に従わなければならないこととなっております。

※尚、商店の営業時間は従来どおりに戻すことができるものの、営業時間中、店員が交替する際に
 1時間の中休みを設け、店内の消毒を行うこととなり、また日曜日及び祝日は、キヨスク、パン屋、
 及びガソリンスタンドのみ営業が認められます。

※飛沫感染防止のため、屋内におけるマスクの着用を推奨する。
 人々は外出しても構わないが、多人数で集まってはならないこととなっています。

また、第2段階以降の計画は現状以下のようになっております。

◎ 第2段階 (5月04日から)
* 美容院、床屋、ネイルサロン等、顧客との密接な接触を伴うサービス業の営業再開。
 ただし、厳格な衛生措置に従うことが条件
* 一部の例外を除く公共医療機関の再開
* 民間医療機関の再開。ただし、特別な衛生上の措置の遵守が条件

◎ 第3段階 (5月11日から)
* ショッピングセンターの営業再開。ただし、特別な衛生上の措置の遵守が条件
* 飲食店の店舗でのサービス再開。ただし、屋外のテラス席でのサービスのみ再開
* 宿泊施設での飲食サービスは、宿泊客のみを対象に許可
* 1つの場所につき10人までの集会の開催。ただし、他人との距離を取ることに関する措置の遵守が条件
* 幼稚園、小学校(1年生から4年生まで)及び特別学級の再開
* 研究、芸術、臨床活動の実施及び高等教育機関における少人数での実務活動
* 県をまたぐ公共交通機関の運行及び国内航空便の運航
* 県をまたぐ移動に必要な証明書(e-propusnica)の発行条件の緩和
* 国立公園及び自然公園の再開

◎ その他
* 公共行事や大規模な集会は、引き続き禁止される。
* 宗教上の集会は、5月02日から実施できる(※地域差あり)。

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なお、外国人旅行者の入国再開等については、依然として話し合われておりません。
規制緩和措置が上手く行くことになれば、5月11日以降は国内の移動などがある程度自由になりますので、外国人旅行者の入国再開等については、その後に話し合われるのではないかという見通しです。

クロアチアにつきましては、ほんの少しですが、光が差してきたような感じになって参りました。
以上、ご注意ください。

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