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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド / 「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (8/02の状況)

掲載日時:2020年08月03日

情報提供:株式会社ヴァイキング

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況
2020年8月01日にケフラビク空港にてPCR検査を受けた2,362名のうち陽性者は1名で、国立大学病院での国内検査では13名が陽性者でした。現在隔離されている感染者は72名(国内59名+入国者13名)で、ほとんどの人は自宅等で隔離療養中、国立大学病院に入院している人は1名です。
感染の疑いのある検疫中の人は、現在569名で自宅等で経過観察中です。これまで回復した人は累計1,825名、国内検査数は累計で72,816名となり、全人口の約19%が検査済みです。
死亡者数は計10名のままです。

国内での感染者が増えてきたことから、2mのソーシャルディスタンスの徹底が再度周知されております。また、10日以上滞在する旅行者は、アイスランド人の帰国者同様、入国時と入国後4〜5日後に再度PCR検査を受けることが要件となりました。
なお、国境でのPCR検査の結果は、陽性者のみ24時間以内に通知され、通知が無い場合は、その後も旅行を継続できます。また空港でも2mのソーシャルディスタンスの確保のため、今後航空ダイヤが調整される予定です。

グリーンランド、フェロー諸島、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、フィンランドの6ヵ国が入国時のPCR検査と隔離が免除となったこともあり、ドイツや北欧からの旅行者が増えています。
EU/シェンゲン国外から入国可能な「安全国リスト」を踏まえた現在のアイスランドに入国可能な国は、日本、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、タイ、韓国などの12ヵ国となっております(中国は含まれておりません)。この12ヵ国は、適宜見直される予定です。
また入国に際し
 1) 個人データの事前登録
 2) 空港到着時のPCR検査
 3) 追跡アプリのダウンロードと活用
が要件となります。手順等については、以下のURLにてご確認ください。
 → https://www.covid.is/english

またアイスランド航空からの安全情報等(Fly Safe With Icelandair)については、以下のURLにてご確認ください。
 → https://www.icelandair.com/support/covid-19/safe-travels-shared-responsibility/

アイスランドは、感染発生初期から官民+国民が一体となり検査と隔離の施策を始終一貫してきたことから、既にコロナの感染拡大が終息いたしましたが、現在も「検査・追跡・分析・対応」が継続され、With Corona時代の経済との両立が日々模索されております。

現在、ロンドンやヘルシンキ等を経由して日本から往復乗り継ぎでアイスランドの旅行が可能となっており、外務省の「渡航中止勧告」と厚生労働省の「帰国後のPCR検査と14日間の自主隔離」要件の緩和が待たれます。

■ フェロー諸島の状況
現在の感染者は33名で、大半が外国人の船員で、既に32名が出港済みです。残りの1名のロシアの船員が現在も入院しております。これらを含めた感染者数累計は225名、死亡者数累計と検査を受け経過観察中の人数は共に0名です。これまでPCR検査を受けた累計数は39,009名で、全人口の74%が検査済みです。

現在、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、その他のEU諸国及びシェンゲン協定加盟国の「開放国」と英国に加え、7月21日より日本を含む9ヵ国からの旅行者が入国できるようになりました。到着時のPCR検査が義務付けられており(8月14日までは無料)、その検査の結果判明までの半日から1日は自己検疫が必要です。

アトランティック航空は6月15日より、ヴァーガル空港〜コペンハーゲン空港間のデイリー運航が再開されており、昨日8月02日は全便が運航しております。

スカンジナビア航空の運航が正常に戻れば、日本からコペンハーゲン空港を経由して、毎日往復同日乗り継ぎで旅行が可能となる状況になりましたので、外務省の「渡航中止勧告」と厚生労働省の「帰国後のPCR検査と14日間の自主隔離」要件の緩和が待たれます。

■ グリーンランド
現在の感染者は1名、累計の感者数は14名、死亡者数累計は0名で、国民の10%が検査済みです。現在の感染者は1名は、欧州からアイスランド経由でナノッタリックに上陸した調査船の乗務員で、国内では5月25日以降2ヵ月ぶりの感染者となります。

7月21日から入国時の検疫の制約(入国後5日間の自己検疫と5日目のPCR検査など)が解除され、日本人も入国と旅行が可能となりましたが、入国前5日以内に検査し取得したPCR陰性証明書と個人情報の提出が、コペンハーゲンやレイキャビク空港での搭乗手続き時に必要となります。
但し、現在日本からコペンハーゲンで乗り継ぐ場合、一泊してグリーンランドに向かうことをデンマーク政府が認めていないことから、この要件が解除されるまでは、コペンハーゲンで前後泊して乗り継ぎ、日本からグリーンランドに入る旅行は実質不可能な状況が続いています。
集会規模の制約が本年12月31日までから、来年2021年1月31日まで延長されます。

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デンマークの現在の感染者数は1,211名で、死亡者数は615名です。
公共交通機関でのマスク着用が推奨されております。

旅行で入国できるのは、グリーンランド、フェロー諸島、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、英国等の「開放国」で、EU/シェンゲン協定国以外では下記9ヵ国からの旅行者の入国が認められておりますが、現在のところ「デンマークに入国後6泊以上する宿泊証明書の提示」が要件とされております。
→対象国:
 日本、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、タイ、韓国、ジョージア、チュニジア、ウルグアイ

業務渡航については、要件をクリアすることで、日本からの入国が可能となっております。
日本からはデンマークでの同日乗り継ぎは可能となっておりますが、現状、同日乗り継ぎでグリーンランドに入れる運航ダイヤはありません。
スカンジナビア航空の日本線の運航や乗り継ぎの可否についての詳細は、スカンジナビア航空のホームぺージにて、デンマークの最新の入国検疫要件については、在デンマーク日本大使館、およびデンマーク警視庁のホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ
  https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2
 → デンマーク警視庁のコロナポータルサイト
  https://politi.dk/en/coronavirus-in-denmark/travelling-in-or-out-of-denmark

なお、英国では、入国・乗り継ぎ共に 日本に対する検疫要件が解除されました。

以上、ご注意ください。

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外務省提供
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厚生労働省 検疫所情報
国土交通省航空局 提供
  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」