---

海外旅行情報はOTOA[ 一般社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会 ]


【海外旅行現地情報】ツアーオペレーターが配信する海外の新着情報を掲載。

アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド / 「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (8/06の状況)

掲載日時:2020年08月07日

情報提供:株式会社ヴァイキング

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況
2020年8月05日に国境にてPCR検査を受けた2,154名のうち陽性者は2名、国立大学病院での国内検査では4名が陽性者でした。現在隔離されている感染者は97名(国内82名+入国者15名)と前日より増えており、自宅等で隔離療養中、国立大学病院に入院している人は0名です。
感染の疑いのある検疫中の人は、現在795名で自宅等で経過観察中です。これまで回復した人は累計1,825名、国内検査数は累計で76,228名となり、全人口の約20%が検査済みです。
死亡者数は計10名のままです。

10日以上滞在する旅行者は、アイスランド人の帰国者同様、入国時と入国後4〜5日後に再度PCR検査を受けることが要件となっています。なお、国境でのPCR検査の結果は、陽性者のみ24時間以内に通知され、通知が無い場合は、その後も旅行を継続できます。

グリーンランド、フェロー諸島、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、フィンランドの6ヵ国が入国時のPCR検査と隔離が免除となったこともあり、ドイツや北欧からの旅行者が増えています。
EU/シェンゲン国外から入国可能な「安全国リスト」を踏まえた現在のアイスランドに入国可能な国は、日本、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、タイ、韓国などの12ヵ国となっておりますが、国境での検査数が1日2,000名を超え始めているため、上記12ヵ国から感染状況が悪化した国が除外されることも想定されます。
なお、入国に際し
 1) 個人データの事前登録
 2) 空港到着時のPCR検査
 3) 追跡アプリのダウンロードと活用
が要件となります。手順等については、以下のURLにてご確認ください。
 → https://www.covid.is/english

またアイスランド航空からの安全情報等(Fly Safe With Icelandair)については、以下のURLにてご確認ください。
 → https://eur02.safelinks.protection.outlook.com/?url=https%3A%2F%2Fwww.icelandair.com%2Fsupport%2Fcovid-19%2Fsafe-travels-shared-responsibility%2F&data=02%7C01%7Carsaell%40icelandair.is%7C9348bf4a2d924cba4ee708d81f533e50%7C794aac9a04b14ff7b1e7adc3edfd9569%7C0%7C0%7C637293789668048325&sdata=HBw1GEoM9liTLpSHTADZB5WIajxJCl4N0JhWP4eLXtU%3D&reserved=0

アイスランドは、感染発生初期から官民+国民が一体となり検査と隔離の施策を始終一貫してきたことから、既にコロナの感染拡大が終息いたしましたが、現在も「検査・追跡・分析・対応」が継続され、With Corona時代の経済との両立が日々模索されております。

現在、ロンドンやヘルシンキ等を経由して日本から往復乗り継ぎでアイスランドの旅行が可能となっており、外務省の「渡航中止勧告」と厚生労働省の「帰国後のPCR検査と14日間の自主隔離」要件の緩和が待たれます。

■ フェロー諸島の状況
現在の感染者は55名と前日より増えております。入院者は1名です。
これまでの感染者数累計は279名、死亡者数累計と検査を受け経過観察中の人数は共に0名です。
これまでPCR検査を受けた累計数は40,837名で、全人口の約80%が既に検査を受けました。保険大臣が検査と隔離を強化していく旨のコメントを出しております。

現在、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、その他のEU諸国及びシェンゲン協定加盟国の「開放国」と英国に加え、7月21日より日本を含む9ヵ国からの旅行者が入国できるようになりました。旅行社は到着時のPCR検査が義務付けられており、その検査の結果判明までの半日から1日は自己検疫が必要です。なお、この旅行者のPCR検査期間は10月31日まで延長されております。
また旅行者は、国内のバスやフェリー乗車時にマスクの着用が義務化されました。

アトランティック航空は6月15日より、ヴァーガル空港〜コペンハーゲン空港間のデイリー運航が再開されており、昨日8月06日は全便が運航しております。

スカンジナビア航空の運航が正常に戻れば、日本からコペンハーゲン空港を経由して、毎日往復同日乗り継ぎで旅行が可能となる状況になりましたので、外務省の「渡航中止勧告」と厚生労働省の「帰国後のPCR検査と14日間の自主隔離」要件の緩和が待たれます。

■ グリーンランド
現在の感染者は0名、入院者も0名、死亡者数累計も0名です。
、累計の感者数は14名で、国民の10%が検査済みです。

7月21日から入国時の検疫の制約(入国後5日間の自己検疫と5日目のPCR検査など)が解除され、日本人も入国と旅行が可能となりましたが、入国前5日以内に検査し取得したPCR陰性証明書と個人情報の提出が、コペンハーゲンやレイキャビク空港での搭乗手続き時に必要となります。
但し、現在日本からコペンハーゲンで乗り継ぐ場合、一泊してグリーンランドに向かうことをデンマーク政府が認めていないことから、この要件が解除されるまでは、コペンハーゲンで前後泊して乗り継ぎ、日本からグリーンランドに入る旅行は実質不可能な状況が続いています。
なお、事前取得のPCR検査陰性証明書が日本で取得したものであっても全て認められるのかどうか、現在デンマーク警視庁に確認中です。

---
デンマークの現在の感染者数は1,519名で、死亡者数は617名です。
感染者がさらに増えており、警戒されております。
旅行で入国できるのは、グリーンランド、フェロー諸島、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、英国等の「開放国」で、EU/シェンゲン協定国以外では下記9ヵ国からの旅行者の入国が認められ、「陰性証明書」の提示も不要ですが、現在も「デンマークに入国後6泊以上する宿泊証明書の提示」が要件とされております。
→対象国:
 日本、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、タイ、韓国、ジョージア、チュニジア、ウルグアイ

業務渡航については、要件をクリアすることで、日本からの入国が可能となっております。
なお、スペインやアンドラが「検疫国」になりました。
日本からはデンマークでの同日乗り継ぎは可能となっておりますが、現状、同日乗り継ぎでグリーンランドに入れる運航ダイヤはありません。
スカンジナビア航空の日本線の運航や乗り継ぎの可否についての詳細は、スカンジナビア航空のホームぺージにて、デンマークの最新の入国検疫要件については、在デンマーク日本大使館、およびデンマーク警視庁のホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ
  https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2
 → デンマーク警視庁のコロナポータルサイト
  https://politi.dk/en/coronavirus-in-denmark/travelling-in-or-out-of-denmark

なお、英国に加えフィンランドでも、入国・乗り継ぎ共に 日本に対する検疫要件が解除されました。

以上、ご注意ください。

当サイトに掲載されている記事・写真の無断転写・複製を禁じます。すべての著作権は、OTOAまたは情報提供者に帰属します。
弊会では、当サイトの掲載情報に関するお問合せ・ご質問、又、個人的なご質問やご相談は一切受け付け ておりません。あらかじめご了承下さい。


【メールニュース】メールニュースの詳細・ご登録はこちら

旅行業界で働いている皆様へ
OTOAでは、旅行業界で働いている皆様に「メールニュース」の配信を行っております。(無料)

【OTOAモバイル】OTOAモバイルの詳細はこちら

携帯からもOTOAにアクセス!
OTOAサイトの豊富な情報がいつでもどこでも見られます。
OTOAモバイル QRコード携帯電話(フィーチャーフォン)でQRコードを読み取るか、URLを送信してアクセスしてください!

海外への渡航の際は、こちらもあわせてご確認を。

外務省提供
観光庁提供
厚生労働省 検疫所情報
国土交通省航空局 提供
  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」