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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド / 「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (8/23の状況)

掲載日時:2020年08月24日

情報提供:株式会社ヴァイキング

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況
2020年8月22日に国境にてPCR検査を受けた1,439名のうち陽性者は6名、国立大学病院等での国内検査では陽性者は4名でした。現在国立大学病院に入院している人は1名、自宅等で隔離療養中の感染者は115名、感染の疑いのある検疫中の人は850名で自宅等で経過観察中です。
これまで回復した人は累計1,939名です。

8月19日から始まったDouble Border Screeningにより、国内の航空・旅行業界の業績回復が遅れる見込みです。現在、全入国者に対し、空港等でのPCR検査とその後の4〜5日の自己検疫+2回目のPCR検査受診が要件とされております。自己検疫中の宿泊費は自己負担、感染判明後の宿泊費はアイスランド政府負担となります。

今年は、レイキャビクマラソンやカルチャーナイト等のイベントが中止となりました。

現在も、グリーンランド、フェロー諸島、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、フィンランドの6ヵ国に加え、日本、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、タイ、韓国などの12ヵ国が入国可能となっております。
なお、入国に際しては
 1) 個人データの事前登録
 2) 空港到着時のPCR検査と4〜5日の検疫
 3) 追跡アプリのダウンロードと活用
 4) 入国後、4〜5日後に再度のPCR検査の受診
が要件となります。手順等については、以下のURLにてご確認ください。
 → https://www.covid.is/english

アイスランド航空が数々のリストラを断行し、結果を出しておりますが、コロナ以前の需要回復は2024年と予測しています。アイスランド航空からの安全情報等(Fly Safe With Icelandair)については、以下のURLにてご確認ください。
 → https://www.icelandair.com/support/covid-19/safe-travels-shared-responsibility/

■ フェロー諸島の状況
現在の感染者は55名で全員自宅等で療養中、検疫中の人数は251名で、入院者は3名です。
これまでの感染者数累計は384名で、死亡者数累計は0名です。
これまでPCR検査を受けた累計数は81,991名で、現在の人口数52,428名をはるかに超え、現在も日々検査と隔離が実行されております。

デンマークが240万個のワクチンを確保する予定ですが、そのワクチンがフェロー諸島にも提供されます。

現在、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、その他のEU諸国及びシェンゲン協定加盟国の「開放国」と英国に加え、7月21日より日本を含む9ヵ国からの旅行者が入国できるようになっております。旅行者は到着時のPCR検査が義務付けられており、その検査の結果判明までの半日から1日は自己検疫を行います。なお、陰性が確認されれば旅行は可能ですが、入国後6日目に再度無料のPCR検査を受けること、が要件となっております。

航空ダイヤ上、コペンハーゲンにて同日乗り継ぎが可能ですが、往路復路共、入国後、コペンハーゲンに宿泊した翌日に出国することが可能となっております。

アトランティック航空は6月15日より、ヴァーガル空港〜コペンハーゲン空港間のデイリー運航が再開されており、昨日8月23日は全便が運航いたしました。

■ グリーンランド
現在の感染者数、入院者数、死亡者数累計の何れも0名です。
累計の感者数は14名で、国民の10%が検査済みです。

グリーンランド医師会の代表が、以下3点のコメントを発表しております。
1) 今後長期戦となるので、来年もガイドラインの遵守が重要である。
2) 集落や高齢者施設で感染者を出さないこと。
3) 1週間に1,000名の検査が可能なので、積極的に検査を受けること。

既に当地では日本人旅行者の入国が可能となっておりますが、入国前5日以内に検査し取得した英語版PCR陰性証明書と個人情報の提出が、コペンハーゲン空港での搭乗手続き時に必要となります。
その他、日本で取得する英語版PCR検査証明書やグリーンランド到着前に実施すべき要件・手順の確認ができました。
但し、不要不急のアイスランドへの渡航は控え、アイスランド経由でデンマークに行かぬよう自治政府は推奨しております。

日本〜グリーンランド間の乗り継ぎ時について、デンマークに6泊する要件は解除されたため、現在 往復共コペンハーゲンに1泊して乗り継ぐことがルール上可能です。

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デンマークの現在の感染者数は2,137名、死亡者数は622名です。
国民の4人に1人がPCR検査を受けております。
同国では、ソーシャルメディアを通じ集まる若者が中心の「秘密のパーティー」が感染拡大の温床になっているとの記事が報道されております。

8月22日より、公共交通機関利用時のマスク着用が義務化されております。

日本を含む「開放国」からデンマークへ入国の際「6泊する要件」は解除されており、陰性証明書の提示も不要です。
現在入国できるのは、グリーンランド、フェロー諸島、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、英国等の「開放国」で、EU/シェンゲン協定国以外では下記9ヵ国からの旅行者の入国が認められ、「陰性証明書」の提示も不要です。
→対象国:
 日本、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、タイ、韓国、ジョージア、チュニジア、ウルグアイ

スカンジナビア航空の日本線の運航や乗り継ぎの可否についての詳細は、スカンジナビア航空のホームぺージにて、デンマークの最新の入国検疫要件については、在デンマーク日本大使館、およびデンマーク警視庁のホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ
  https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2
 → デンマーク警視庁のコロナポータルサイト
  https://politi.dk/en/coronavirus-in-denmark/travelling-in-or-out-of-denmark/is-my-country-open-or-banned

以上、ご注意ください。

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  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」