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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド / 「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (9/22の状況)

掲載日時:2020年09月23日

情報提供:株式会社ヴァイキング

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況
2020年9月21日に国境にてPCR検査を受けた461名のうち陽性者は0名、国内で第3波が来ていると言われており、国立大学病院等での国内検査での陽性者は38名でした。累計の感染者数は2,419名です。
現在国立大学病院に入院している人は2名、自宅等で隔離療養中の感染者は281名、感染の疑いのある検疫中の人は2,213名で自宅等で経過観察中です。これまでの死亡者数累計は10名のままです。
国立大学病院でも22名のスタッフが感染し、約200名が検疫中です。

追跡と検査が計画通り進んでいるものの、企業や学校はリモートで行うこと、学校の授業、劇場やコンサート会場でもマスクの着用をチーフ疫学者が推奨しております。世界中で再度感染が拡大している点からみても、今後もこのような波が起こると考えておくのがよいと警視正がコメントしております。

自己検疫(隔離)の期間はこれまで14日間でしたが、7日目でPCR検査を受けて陰性であれば解除となります。

現在も、グリーンランド、フェロー諸島、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、フィンランドの6ヵ国に加え、日本、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、タイ、韓国などの12ヵ国が入国可能となっております。
なお、入国に際しては
 1) 個人データの事前登録
 2) 空港到着時のPCR検査と4〜5日の検疫
 3) 追跡アプリのダウンロードと活用
 4) 入国後、4〜5日後に再度のPCR検査の受診
が要件となります。手順等については、以下のURLにてご確認ください。
 → https://www.covid.is/english

アイスランド航空からの安全情報等については、以下のURLにてご確認ください。
 → https://www.icelandair.com/support/covid-19/safe-travels-shared-responsibility/

■ フェロー諸島の状況
現在の感染者は23名で、国立病院の入院者は0名です。
検疫中の人数は94名、これまでの感染者数累計は437名、死亡者数累計は0名です。これまでPCR検査を受けた累計数は115,982名で、現在の人口数52,816名をはるかに超えております。
保健省のコンサルタントが、デンマークから帰国するフェロー人学生の行動に警鐘を鳴らしております。

首都トシュハウンの公共バスでマスク着用が義務化され、運転手が乗車拒否できるようになりました。また、スカンジナビア航空が来年の春までコペンハーゲン〜ヴァーガル(FAE)間の運航を中止すると発表しておりますが、アトランティック航空は10月01日より同区間を週14便運航する予定です。

現在、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、その他のEU諸国及びシェンゲン協定加盟国の「開放国」と英国に加え、7月21日より日本を含む9ヵ国からの旅行者が入国できるようになっております。旅行者は到着時のPCR検査が義務付けられており、その検査の結果判明までの半日から1日は自己検疫を行います。なお、陰性が確認されれば旅行は可能ですが、入国後6日目に再度無料のPCR検査を受けること、が要件となっております。(10月より一回目が有料の予定)

コペンハーゲンでの同日乗り継ぎや、入国してコペンハーゲンに宿泊した翌日に出国することが可能ですが、日本発着のスカンジナビア航空のダイヤを事前にご確認ください。

アトランティック航空は6月15日より、ヴァーガル空港〜コペンハーゲン空港間のデイリー運航が再開されており、昨日9月22日は全便が運航いたしました。

■ グリーンランド
現在の感染者数、入院者数、死亡者数累計の何れも0名です。
累計の感者数は14名で、国民の10%が検査済みです。
これまでPCR検査を受けた累計数は7,505名です。

デンマークの感染拡大を受け、デンマークの「レッドゾーン」地域からグリーンランドに入国する際には、入国後の自己隔離と5日目のPCR検査の再検査が義務化されております。
上記に加え、フェロー諸島からの入国者には入国後の14日間の自己検疫が、アイスランドからの入国者には入国前5日以内に検査取得した陰性証明書の提示が要件となりました。
日本からの入国も、入国前5日以内に検査し取得した英語版PCR陰性証明書と自治政府の定める“Sumut”用紙への記入が、コペンハーゲン空港での搭乗手続き時に必要となります。日本で取得する英語版PCR検査証明書やグリーンランド到着前に実施すべき要件・手順がありますので、ご確認ください。
日本〜グリーンランド間を乗り継ぐ場合、往復共コペンハーゲンに1泊し、乗り継ぐことがルール上、可能となっておりますが、デンマークの「レッドゾーン」地域に「数日」滞在した場合は、5日間の自己隔離と2回目のPCR検査が要件となります。

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デンマークの現在の感染者数は5,585名、入院者数は79名、死亡者数は641名で、PCR検査を受けた累計数は2,220,218名です。実行再生産数が1.5〜1.3になりました。

感染拡大を踏まえ、フレデリクセン首相が首都圏17自治体に出した規制措置を全国に拡大しました。
現在入国できるのは、グリーンランド、フェロー諸島、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、英国等の「開放国」に加え、EU/シェンゲン協定国以外の下記9ヵ国からの旅行者となります。
→対象国:
 日本、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、タイ、韓国、ジョージア、チュニジア、ウルグアイ

日本を含む「開放国」から到着した旅行者は、空港でのPCR検査や陰性証明書の提示は不要で、「入国後6連泊の要件」も既に解除されております。また現在も公共交通機関利用時のマスク着用が義務化されております。

スカンジナビア航空は9月も運航しておりませんが、今後の運航や乗り継ぎの最新情報は、スカンジナビア航空にご確認ください。また、デンマークでの最新の入国検疫要件については、在デンマーク日本大使館、およびデンマーク警視庁のホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ
  https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2
 → デンマーク警視庁のコロナポータルサイト
  https://politi.dk/en/coronavirus-in-denmark/travelling-in-or-out-of-denmark/is-my-country-open-or-banned

以上、ご注意ください。

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