エジプトでは、2020年7月01日より一部の観光地で外国人の受け入れを開始、9月01日からはエジプトの全観光地がオープンいたしました。
エジプトにおいて日本人マーケットに携わる旅行関連業者からなる「エジプト日本旅行業連盟」(JTUE: Japanese Travel Union of Egypt)では、9月15日(火)にコロナ禍におけるギザのピラミッドの現状を視察してまいりました。
あわせて、2021年5月頃に予定されているギザ・ピラミッドへの入口とエリア内での移動手段の変更に関する該当プロジェクトの担当者からの回答、また9つのピラミッドが見える第2パノラマ近くの新しいレストランについて、以下にご報告いたします。
■ ギザの「ピラミッド」視察レポート
◎ 新型コロナウイルスへの対応
コロナ禍の中、エジプト政府により各観光地では以下の対応等が義務付けられております。
* 入場料売場などに並ぶ場合は、間隔をあける。
* 観光客、スタッフとも、車内及び観光中のマスク着用。
* グループは、最大25名。
* 車両は、席数の50%のみ使用。
ギザのピラミッドでもこのような注意書きが所々にあります。入口には、消毒液が設置されておりました。入場券売場、金属探知機による検査場など、人が並ぶ場所には、足元に間隔を確保するためのステッカーが貼られています。
◎ 観光客の状況
観光客は、未だ少なくアメリカやフランスからの家族、個人の旅行者を見かけました。
クフ王前の駐車場では、7台くらいの小型バスが停まっておりました。
その後、入れ違いで大型バスを4台見かけましたので、紅海リゾートからのクイック
トリップが多少は来ている模様です。
◎ 観光地におけるトイレについて
エジプト全土の観光地内のトイレは、徐々に有料化を進めております。
トイレの入口でLE5、またはLE10のチケットを購入する方式です。
簡易トイレでも男女別になっており、トイレ内にクーラーが設置されている場合もあります。
◎ 太陽の船の博物館
現在、太陽の船の博物館は閉まっております。
なお、太陽の船は近いうちに大エジプト博物館(GEM)へ移送されます。
現在、博物館内から運び出すための足場が組まれておりますが、全長約42mの大きさがあるため、3つの部分に分けて運ぶ予定だそうです。
■「9 PyramidsLounge」レストラン
新レストラン「9 PyramidsLounge」は、9月27日に正式オープンの予定です。
場所は、9つのピラミッドが見える第2パノラマの近くに位置し、素晴らしい眺望がお楽しみいただけます。
営業時間は、通常 08:00〜16:00。
席数は計250席ですが、コロナ状況下の現在は150席のみが使用可能です。
なお、完全室内の席はありません。
現在は、アルコール類の提供はありませんが、2021年1月頃には提供開始の予定です。
各種イベントにも使用可能なレストランです。綺麗なトイレも設置済みです。
■ ギザ・ピラミッドへの入口とエリア内での移動手段の変更について
2021年5月頃(変更の可能性あり)、エリア内は、電気シャトルバスでの移動のみとなります。それに合わせて、現在のメナハウス横の入口は使用できなくなり、メリディアン・ピラミッド前からファイユーム道を車で10分くらい移動した場所にあ
る新しい入口に変わります。
それぞれの専用車でビジターセンターまで移動し、その後は混載のシャトルバスでエリア内の観光へ向かうことになります。
シャトルバスは、70人乗りの大型バス(座席は12席のみ)が30台、8人乗りのバンが20台。
一方向のみのループで運行し、始点〜終点のビジターセンター以外に5つのバス停が設置される予定です。
◎ シャトルバスの移動順
〔往路〕
ビジターセンター
↓ 3つのピラミッドが見える通常パノラマポイント (STATION 1)
↓ メンカウラー王前 (STATION 2)
↓ カフラー王前 (STATION 3)
↓ スフィンクス前 (STATION 4)
クフ王前 (STATION 5)
〔帰路〕
クフ王前 (STATION 5)
↓ カフラー王前 (STATION 3)
↓ メンカウラー王前 (STATION 2)
↓ 3つのピラミッドが見える通常パノラマポイント (STATION 1)
ビジターセンター
入場券は、現地の売場以外にオンラインでも購入可能となります。オンラインの場合は、到着後に専用カウンターでQRコードを提示の上、入場券と交換する形となります。
ラクダへの乗車もチケット制となり、入場券売場またはオンラインでの購入となります。
スムーズな入場のため、追加料金でのファストトラックやVIPサービスも設けるとのことです。
ビジターセンターには、ピラミッドエリアの模型や小さな映像室などが設置される予定です。
このエリアには、それ以外に約20の土産物店、VIPラウンジ、トイレ、レストランなどができる予定です。
---
エリア内には、今回視察したレストラン以外にも、メンカウラー王のピラミッド近くやビジターセンター横に少なくとも3つのレストラン、カフェ、フードコートなどが設置される予定です。
工事も着々と進んでいる様子でした。
エジプトにおいて日本人マーケットに携わる旅行関連業者からなる「エジプト日本旅行業連盟」(JTUE: Japanese Travel Union of Egypt)では、9月15日(火)にコロナ禍におけるギザのピラミッドの現状を視察してまいりました。
あわせて、2021年5月頃に予定されているギザ・ピラミッドへの入口とエリア内での移動手段の変更に関する該当プロジェクトの担当者からの回答、また9つのピラミッドが見える第2パノラマ近くの新しいレストランについて、以下にご報告いたします。
■ ギザの「ピラミッド」視察レポート
◎ 新型コロナウイルスへの対応
コロナ禍の中、エジプト政府により各観光地では以下の対応等が義務付けられております。
* 入場料売場などに並ぶ場合は、間隔をあける。
* 観光客、スタッフとも、車内及び観光中のマスク着用。
* グループは、最大25名。
* 車両は、席数の50%のみ使用。
ギザのピラミッドでもこのような注意書きが所々にあります。入口には、消毒液が設置されておりました。入場券売場、金属探知機による検査場など、人が並ぶ場所には、足元に間隔を確保するためのステッカーが貼られています。
◎ 観光客の状況
観光客は、未だ少なくアメリカやフランスからの家族、個人の旅行者を見かけました。
クフ王前の駐車場では、7台くらいの小型バスが停まっておりました。
その後、入れ違いで大型バスを4台見かけましたので、紅海リゾートからのクイック
トリップが多少は来ている模様です。
◎ 観光地におけるトイレについて
エジプト全土の観光地内のトイレは、徐々に有料化を進めております。
トイレの入口でLE5、またはLE10のチケットを購入する方式です。
簡易トイレでも男女別になっており、トイレ内にクーラーが設置されている場合もあります。
◎ 太陽の船の博物館
現在、太陽の船の博物館は閉まっております。
なお、太陽の船は近いうちに大エジプト博物館(GEM)へ移送されます。
現在、博物館内から運び出すための足場が組まれておりますが、全長約42mの大きさがあるため、3つの部分に分けて運ぶ予定だそうです。
■「9 PyramidsLounge」レストラン
新レストラン「9 PyramidsLounge」は、9月27日に正式オープンの予定です。
場所は、9つのピラミッドが見える第2パノラマの近くに位置し、素晴らしい眺望がお楽しみいただけます。
営業時間は、通常 08:00〜16:00。
席数は計250席ですが、コロナ状況下の現在は150席のみが使用可能です。
なお、完全室内の席はありません。
現在は、アルコール類の提供はありませんが、2021年1月頃には提供開始の予定です。
各種イベントにも使用可能なレストランです。綺麗なトイレも設置済みです。
■ ギザ・ピラミッドへの入口とエリア内での移動手段の変更について
2021年5月頃(変更の可能性あり)、エリア内は、電気シャトルバスでの移動のみとなります。それに合わせて、現在のメナハウス横の入口は使用できなくなり、メリディアン・ピラミッド前からファイユーム道を車で10分くらい移動した場所にあ
る新しい入口に変わります。
それぞれの専用車でビジターセンターまで移動し、その後は混載のシャトルバスでエリア内の観光へ向かうことになります。
シャトルバスは、70人乗りの大型バス(座席は12席のみ)が30台、8人乗りのバンが20台。
一方向のみのループで運行し、始点〜終点のビジターセンター以外に5つのバス停が設置される予定です。
◎ シャトルバスの移動順
〔往路〕
ビジターセンター
↓ 3つのピラミッドが見える通常パノラマポイント (STATION 1)
↓ メンカウラー王前 (STATION 2)
↓ カフラー王前 (STATION 3)
↓ スフィンクス前 (STATION 4)
クフ王前 (STATION 5)
〔帰路〕
クフ王前 (STATION 5)
↓ カフラー王前 (STATION 3)
↓ メンカウラー王前 (STATION 2)
↓ 3つのピラミッドが見える通常パノラマポイント (STATION 1)
ビジターセンター
入場券は、現地の売場以外にオンラインでも購入可能となります。オンラインの場合は、到着後に専用カウンターでQRコードを提示の上、入場券と交換する形となります。
ラクダへの乗車もチケット制となり、入場券売場またはオンラインでの購入となります。
スムーズな入場のため、追加料金でのファストトラックやVIPサービスも設けるとのことです。
ビジターセンターには、ピラミッドエリアの模型や小さな映像室などが設置される予定です。
このエリアには、それ以外に約20の土産物店、VIPラウンジ、トイレ、レストランなどができる予定です。
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エリア内には、今回視察したレストラン以外にも、メンカウラー王のピラミッド近くやビジターセンター横に少なくとも3つのレストラン、カフェ、フードコートなどが設置される予定です。
工事も着々と進んでいる様子でした。
ギザのピラミッド入場料売場
いたるところで見かけるコロナ感染予防のため注意書き
入場券売場の列で間隔を開けるためのステッカー
消毒液がエリアへの入口に設置されている
ピラミッドへ向かう個人の外国人旅行者
クフ王前駐車場には7台の小型バスが並ぶ
エリア内の数ヵ所に設置されている有料仮設トイレ
トイレ用チケット (ギザの入場券売場横はLE10)
3つのピラミッドが見える通常パノラマポイント
移送準備中の太陽の船の博物館
大スフィンクス
レストラン、カフェ、フードコートなどの工事現場
9ピラミッドラウンジレストラン正面入口
食事をしながら9つのピラミッドを満喫
アラブスタイルの座席も
風や日差し除けが天井に張ってあるエリア
シャトルバスの移動順
(一部の道路は省略、9 Pyramids Lounge が拡大表示されています)
ビジターセンターの前で専用車を下車
シャトルバス乗場 (実際は右側に車は駐車しません)
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