オーストラリアではオーストラリア市民・永住者に対し、2020年3月より、オーストラリア市民・永住者のオーストラリアからの出国を原則禁止してきました。この自国民・永住者に対する出国禁止という措置は、他の先進国の間では見られない大変厳しいもので、どうしてもオーストラリアを出国しなければならない場合は、オーストラリア政府内務省に対し出国の申請許可を申請、事前に出国許可を得なければなりませんでした。
この出国許可申請のハードルは高く、申請の3分の1しか認められず、例えばイギリスに住む親が危篤状態であっても許可がおりず、何度か再申請を繰り返しているうちに亡くなり、ようやく死亡証明書とともに申請を行って出国許可がおりた、というような話も報道されていました。
この1年半にも及んだ大変厳しい出国禁止措置は、ついに2021年11月01日よりワクチン接種を完了した人に限り解除され、自由にオーストラリアを出国することが可能となりました。
オーストラリア国内のワクチン接種が驚異的なスピードで進み、オーストラリア連邦政府のゼロコロナ戦略からコロナとの共生へ方針が転換されたことにより、この規制緩和が実現しました。
■ 認められるワクチン
今回の出国禁止措置が解除されるのは、以下のワクチンの接種を完了した人たちとなります。
完全にワクチン接種されたと見なされるには、免疫化の過程でワクチンの最終投与から少なくとも7日が経過している必要があります。
◎ 少なくとも14日間隔で2回投与
* アストラゼネカ
* ファイザー
* モデルナ
* バイオテック
* シノバック
* シノファーム
◎ 1回投与
* ジョンソンエンドジョンソン
ワクチンの接種を完了していない人は、引き続きオーストラリアからの出国は原則禁止され、出国しなければならない理由がある場合は、証拠書類とともに、オーストラリア政府内務省に対し、出国申請を行って許可を得る必要があります。
この出国許可申請のハードルは高く、申請の3分の1しか認められず、例えばイギリスに住む親が危篤状態であっても許可がおりず、何度か再申請を繰り返しているうちに亡くなり、ようやく死亡証明書とともに申請を行って出国許可がおりた、というような話も報道されていました。
この1年半にも及んだ大変厳しい出国禁止措置は、ついに2021年11月01日よりワクチン接種を完了した人に限り解除され、自由にオーストラリアを出国することが可能となりました。
オーストラリア国内のワクチン接種が驚異的なスピードで進み、オーストラリア連邦政府のゼロコロナ戦略からコロナとの共生へ方針が転換されたことにより、この規制緩和が実現しました。
■ 認められるワクチン
今回の出国禁止措置が解除されるのは、以下のワクチンの接種を完了した人たちとなります。
完全にワクチン接種されたと見なされるには、免疫化の過程でワクチンの最終投与から少なくとも7日が経過している必要があります。
◎ 少なくとも14日間隔で2回投与
* アストラゼネカ
* ファイザー
* モデルナ
* バイオテック
* シノバック
* シノファーム
◎ 1回投与
* ジョンソンエンドジョンソン
ワクチンの接種を完了していない人は、引き続きオーストラリアからの出国は原則禁止され、出国しなければならない理由がある場合は、証拠書類とともに、オーストラリア政府内務省に対し、出国申請を行って許可を得る必要があります。
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