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海外旅行情報はOTOA[ 一般社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会 ]


【海外旅行現地情報】ツアーオペレーターが配信する海外の新着情報を掲載。

オーストラリア パース / 「新型コロナウイルス」に関する最新情報

掲載日時:2022年01月24日

情報提供:株式会社トランスオービット

パースにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報をお知らせいたします。

■ マスク着用義務規制について
2022年1月16日 18:00より、パース及びピール地方では、下記の場面においてマスクの着用が義務化されております。
* 全ての屋内施設
* 公共交通機関、タクシーやライドシェア (Uberなど)
* 病院、高齢者介護施設や身障者介護施設を訪問する際

また、2022年1月06日以降にパース及びピール地方に滞在していた場合は、パース及びピール地方を離れてから2週間が経過するまで、西オーストラリア州内全ての場所において上記のマスク着用規制が課されます。

2022年1月12日以降、西オーストラリア州の南西地方にも上記マスク着用義務令が発令され、パース及びピール地方同様に南西地方を離れてから2週間が経過するまで、西オーストラリア州内全ての場所において上記のマスク着用規制が課されます。

■ 西オーストラリア州の州境・国境オープンの無期限延期が決定
2022年1月20日夜、西オーストラリア州のマーク・マクガワン州首相は、緊急会見を行い、2022年2月05日に予定されていた州境・国境オープンの計画を破棄し、無期限延長とする旨を発表しました。
会見の中でマーク・マクガワン州首相は、現在オーストラリア東海岸を起点にオーストラリア全土で広がっているオミクロン株の蔓延を考慮すると州境の開放は「無謀で無責任」な行為であるとの認識を表明し、無期限延期、もしくは西オーストラリア州の少なくとも80%の住民が3回目のブースター・ワクチンを接種を行うまでは州境開放を延期するとの考えを表明しました。

西オーストラリア州の3回目のブースター接種の人口比は2022年1月20日現在約25%前後となっており、西オーストラリア州の州境・国境オープンはオーストラリア他州・準州と比べ、大きく遅れることとなります。

※西オーストラリア州における州境・国境オープンの詳細 (西オーストラリア州政府ホームページより)
 https://www.wa.gov.au/system/files/2021-12/WA_Safe_Transition_plan_2021.pdf

■ 西オーストラリア州の規制緩和状況 (2022年1月23日現在)
西オーストラリア州での規制緩和状況は下記通りとなっております。
* 高リスクの室内施設ではマスク着用義務
 (パース、ピール地方、南西地方は別途マスク着用義務規制あり)
 → 公共交通機関、タクシー、ライドシェアサービス(Uberなど)
 → 病院、身障者介護施設、高齢者施設等を訪問する場合
* ナイトクラブ、500人以上の音楽イベント、500人以上収容のホテルやパブなどへの
 入場時は、ワクチン接種証明の提示が必要
* 全ての事業者は「SafeWA」アプリを利用し、入場者・来場者の登録を行う必要がある

→ 西オーストラリア州における規制状況の詳細
 https://www.wa.gov.au/organisation/department-of-the-premier-and-cabinet/covid-19-coronavirus-what-you-can-and-cant-do (英語)

ワクチン接種証明の提示に関し、2022年1月31日以降は下記施設への入場時も求められることになります。
* 病院や老人介護施設を訪問する際
* レストラン、カフェ、バー、パブやクラブ
* 酒屋
* 屋内エンターテイメント施設 (劇場、コンサートホール、映画館など)
* ナイトクラブ
* 大型スタジアム
* ジムやフィットネスクラブ
* 動物園

■ 西オーストラリア州の州境オープン状況 (2022年1月23日現在)
オーストラリアの州を
* 非常にリスクの低い州
* リスクの低い州
* リスクが中程度の州
* リスクが高い州
* リスクが非常に高い州
の5つのカテゴリーに別けられております

→ 西オーストラリア州の定める各州・準州のリスク別け
 https://www.wa.gov.au/organisation/covid-communications/covid-19-coronavirus-controlled-border

* 非常にリスクの低い州: なし
 入州を隔離無しで許可。オンライン登録要。
* リスクの低い州: なし
 14日間の自主隔離が必要。
 また自主隔離11日目に新型コロナウイルス検査を受ける必要がある。オンライン登録要。
* リスクが中程度の州: なし
 原則入州不可

* リスクが高い州: なし
 特別な許可を得た場合は入州が可能。
 条件として最低でも1回のワクチン接種、72時間以内のPCR検査の陰性結果等が求められる。
 14日間の自主隔離が必要。

* リスクが非常に高い州: ビクトリア州、ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州、
  南オーストラリア州、タスマニア州、オーストラリア首都特別地域、ノーザンテリトリー準州
 特別な許可が無い限り入州不可。
 特別な許可を得られるのは政府関係者、特別な業務の従事者に限られ、
 最低でも1回のワクチン接種、72時間以内のPCR検査の陰性結果等が求められる。
 14日間の強制隔離が必要。


2021年10月30日、西オーストラリア州政府は「非常にリスクの低い州」以外からの入州に際し、ワクチン完全接種(2回)を義務付ける旨の発表を行いました。
「リスクが中程度の州」、「リスクが高い州」、「リスクが非常に高い州」に該当する州からの場合、2021年11月05日 午前0時01分より、
「リスクが低い州」に該当する州からの場合、2021年11月15日 午前0時01分より、
西オーストラリア州への入州に際し、ワクチン完全接種(2回)が求められることとなります。

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■ 西オーストラリア州における新型コロナウイルス・ワクチン接種状況 (2022年1月23日現在)
西オーストラリア州では、12歳以上の全ての州民がワクチン接種の予約及び接種が可能です。
西オーストラリア州のワクチン接種サイト「Roll up for WA」にて予約を行い、州運営のクリニックの他、GP(一般医)、連邦政府運営のワクチン接種会場でワクチン接種が可能です。
→ Roll up for WA
 http://rollup.wa.gov.au/

西オーストラリア州のワクチン接種率は、全豪の他州と比較すると、クイーンズランド州と並び最低レベルとなっており、ワクチン接種率の向上が急がれております。

※全オーストラリアと西オーストラリア州のワクチン接種率の対比
 1回のワクチン接種を受けた人口比率: 全国 95%以上 / 西オーストラリア州 95%以上
 2回のワクチン接種を受けた人口比率: 全国 92.9% / 西オーストラリア州 89%

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■ 西オーストラリア州の新型コロナ感染状況 (2022年1月22日現在)
* 市中新規感染者数(24時間) --- 7名
* 帰国者新規感染者数(24時間) --- 2名
* 現感染者数 --- 76名
* 累計感染者数 --- 1,359名
* 累計死者数 --- 9名

以上、ご注意ください。

■ 新型コロナウィルスに関する外部情報
* 在パース日本国総領事館 新型コロナウィルス情報
 https://www.perth.au.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
* オーストラリア連邦政府 新型コロナウィルス感染者数状況
 https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert/coronavirus-covid-19-current-situation-and-case-numbers
* 西オーストラリア州政府 新型コロナウィルスに関連する情報
 https://www.wa.gov.au/government/covid-19-coronavirus

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