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海外旅行情報はOTOA[ 一般社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会 ]


【海外旅行現地情報】ツアーオペレーターが配信する海外の新着情報を掲載。

オーストリア / 「新型コロナウイルス」に関する最新情報

掲載日時:2022年06月08日

情報提供:オーストリア政府観光局

オーストリアでは現在、ホテル、飲食店、商店や文化施設はオープンし、イベントも平常通り開催しています。
コロナ規制の大幅な緩和により、入国においても、国内においても3−G(接種証明か治癒証明かコロナ検査による陰性証明のいずれか)も必要はありません。公共交通機関や病院、スーパーマーケットなどいくつかの例外はあるものFFP2(医療用)マスクの着用も義務づけられていません。
ここでは、オーストリアのコロナ対策に関する各種情報を知ることができます。

■ 一目でわかる重要事項
オーストリアでは2022年5月16日より入国時のコロナ規制は解除されました。
6月1日よりマスクは病院、介護施設以外は着用義務はありません。
以下の措置は旅行者にも適用される事項です。

* ウィーンではマスクは(医療用マスク)は公共交通機関(駅、停留所を含む)、
 タクシーや日常生活の必需品を扱う店(スーパーマーケット、郵便局、銀行、薬局など)では
 現在も着用が義務付けられています。
 14歳以上はFFP2マスク、6〜13歳は通常マスク、6歳未満は不要です。
* ウィーン以外の州では、列車、ポストバス、ケーブルカー、観光バス、観光船でもマスクは
 必要ありません。

◎ オーストリア入国要件
オーストリアの国境は現在、どの国に対しても開放されており、ワクチン接種証明や、治癒証明、コロナ検査の陰性証明のいずれも提示する必要なく、入国できます。

上記の要項は2022年8月23日まで有効。

(2022年6月1日更新)

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■ オーストリアへの入国
現在オーストリアでは全国にわたり観光施設はもとより、ホテル、レストランなどの飲食店も全面的に営業しており観光旅行ができます。オーストリアに入国する場合も、国内の各施設でも3−G証明は要りません。
現在、オーストリアが指定する「非常に高い疫学的リスク」のある国・地域はありません。
もし、今後再び高リスク地域が出てきた場合には、3−Gルールや、自己隔離、オンライン登録義務などが発生する可能性は無きにしも非ずですので、注意が必要です。

注) オーストリアの規制だけではなく自国の出国・帰国の規制にも注意してください。
〔詳細〕
 https://www.sozialministerium.at/Informationen-zum-Coronavirus/Coronavirus---Haeufig-gestellte-Fragen/FAQ-Einreise-nach-Oesterreich.html

◎ 現在の入国規制
現在はすべての国から3−G証明の提示は必要なく、入国が可能です。

◎「3−Gルール」とは
* ワクチン接種済み
* 治癒済み
* 72時間以内のPCR検査陰性証明か、24時間以内の抗原検査陰性証明
の何れかを証明できるものを提示します。

3回目の予防接種の有効期間は現在、特に設定されていません。これは「非常に高い疫学的リスク」のある国・地域が再び存在する場合にのみ関係しますが、現在はそれに指定された国はありません。

◎ オーストリア入国時の隔離
現在、必要はありません。

◎ オーストリアに入国時のオンライン登録
現在、必要はありません。

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■ 日本人の入国要件
日本からオーストリアへ入国する場合、ワクチン接種証明、回復証明、コロナ検査のいずれも不要です。
オーストリア国内でも観光するのにこれらの証明書は必要ありませんが、状況の急な変化に備え、念のため陰性証明、接種証明、回復証明書のいずれかをお持ちいただくことをお勧めします。
また、日本帰国時には依然としてPCR検査の陰性証明書が必要です。

日本に帰国した場合の検疫規定にご留意ください。なお、オーストリア国内において日本の厚生労働省のフォームを使用しPCR陰性証明を発行してくれる施設はこちらをご覧ください。
→ 日本の厚生労働省のフォームを使用しPCR陰性証明を発行してくれる施設
 https://www.at.emb-japan.go.jp/itpr_ja/Labor_de_20210615.html

日本政府はオーストリアを2022年4月1日より感染症危険レベル2(不要不急の渡航はやめてください)にレベルを引き下げましたが、観光旅行に関しては引き続き今後の動向にご注意ください。

詳細については各大使館のサイトを参照してください。
→ 駐日オーストリア大使館
 https://www.bmeia.gv.at/ja/oeb-tokio/
→ 在オーストリア日本国大使館
 https://www.at.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_ja.html

■ 空路
ウィーン空港、ザルツブルク空港、インスブルック空港などオーストリアの各空港では発着便の数が増えています。空港や航空会社の規制やフライトの状況はそれぞれの空港や オーストリア航空など、各航空会社にお問い合わせください。
航空機および空港エリアではマスクを着用する必要があります。
医療用マスクが必要かどうかは航空会社や空港によって違います。
オーストリアの空港では医療用マスクのFFP2マスクが必須です。オーストリア航空の機内においてはFFP2マスクは 日本で入手しやすいサージカルマスクN95でも代用できます。

→ ウィーン空港 https://www.viennaairport.com/en/passengers
→ ザルツブルク空港 https://www.salzburg-airport.com/en/
→ インスブルック空港 https://www.innsbruck-airport.com/en

ウィーン空港やザルツブルク空港などでは、PCR検査ができますが、日本に帰国する際に備えて検査する場合、結果が出るまでの時間、日にちにご留意ください。

〔市内への交通〕
シティ・エアポート・トレインか、オーストリア連邦鉄道のSバーン(S7)と空港バスのヴィエナ・エアポート・ラインズが利用できます。
→ シティ・エアポート・トレイン https://www.cityairporttrain.com/en/home
→ ヴィエナ・エアポート・ラインズ https://www.viennaairportlines.at/

■ 列車
オーストリアと近隣諸国を結ぶ長距離列車など、時刻検索や予約は、オーストリア連邦鉄道のウェブサイトをご覧ください。
→ オーストリア連邦鉄道 (OBB) https://www.oebb.at/en/

■ 健康のために
◎ マスク着用はどこで必要ですか?
現在、マスク着用義務がある場所はウィーンを除き、病院と介護施設のみで、FFP2医療用マスクが義務付けられています。(8月23日までの予定)

ウィーンでは引き続き、次の場所でFFP2マスクの着用が義務付けられています。
6歳〜13歳は布マスクでもOK。6歳未満は着用義務はありません

* 公共交通機関(電車、バス)、駅構内、停留所
* 薬局や病院など医療部門、役所関係(銀行、郵便局も)
* スーパーマーケット、ドラッグストアなど生活必需品店

※一般的に屋内では医療用ではなく通常のマスクでも良いので着用を推奨。

■ 安全な休暇を過ごすために
飲食店、宿泊施設、文化施設、イベント、交通機関、レジャー・スポーツ施設における保護対策

◎ 飲食店
営業時間の規制はありません。これは宿泊施設の飲食施設にも適用されます。3−G、つまりワクチン接種証明、治癒(回復)証明、コロナ検査の陰性証明はいりません。マスク着用義務はありません。グループの人数制限はありません。深夜営業のバーやナイトクラブもマスク不要で営業しています。戸外のスナック屋台での飲食も可能。
→ 詳細 https://www.sichere-gastfreundschaft.at/gastronomie/

◎ 宿泊施設
宿泊施設を利用するのに、ゲスト登録も3−G証明も必要ありません。
マスクの着用も要りません。

〔キャンセルについて〕
予約したホテルに正式な営業禁止が適用された場合は、一般的な封鎖の一環として、またはコロナのために特定の事業が閉鎖された場合でも、無料でキャンセルできます。
オーストリアへの入国禁止、退出禁止、国境閉鎖などの不可抗力により旅行を開始できない場合や、ホテルが営業していても、サービスを提供する準備ができない場合、通常、料金を支払う義務はありません。

一方、個人が病気になり、旅行に行けなくなった場合、それは自身の責任であり、ホテルはキャンセル料または合意された料金を要求することができます。このリスクを防ぐために、宿泊施設のキャンセル条件に注意してください。ツアーの場合、旅行会社は無料または追加のコロナ保険も提供している場合があります。ご自身で旅行保険に加入する場合は、コロナ事項が実際に保険に含まれているかを確認してください。多くの「標準的な旅行保険」はパンデミックを除外しています。

また、自国がオーストリアに旅行警告を発した場合、無料でキャンセルできるかは、パッケージツアーか個人で予約したかで違います。パッケージ旅行法では、旅行の目的地またはそのすぐ近くでやむを得ない異常な状況が発生した場合、無料で撤退することができます。これには、コロナなどの深刻な病気の発生も含まれます。例外は、旅行の警告を知っていて旅行をすでに予約している場合です。個人予約の場合、旅行の警告が発生した場合の明示的な法定撤回権はありません。ただし、これはすべて、旅行が差し迫っている場合にのみ適用されます。数週間または数ヶ月先の旅行をキャンセルする場合は、状況が変わる可能性があるため、各自ホテルにお問い合わせください。

無料でキャンセルできるかどうかは、原則として宿泊サービスが可能か(入場禁止など)、実際に到着できるか、旅のスタートが妥当かどうかで決まります。
→ 詳細 https://www.austria.info/de/service-und-fakten/coronavirus-situation-in-oesterreich/stornobedingungen-in-zeiten-von-corona-in-oesterreich

◎ 文化施設、イベント
イベントの収容人数も開催時間の制限はありません。3−G証明も要りません。
見本市などのイベントにおける飲食も許可されています。
劇場、コンサートホールなどの大会場でもマスクは着用する必要はありません。
→ 詳細 https://www.sichere-gastfreundschaft.at/messen-veranstaltungen/

◎ レジャー施設とスポーツ
ゲスト登録は不要です。屋内施設に入る時、証明書やマスクは必要ありません。
→ 詳細 https://www.sichere-gastfreundschaft.at/freizeit/

■ PCRテストに関する情報
オーストリアに滞在中、州や地方自治体が提供するコロナ検査施設にて無料でテストを受ける機会はたくさんあります。ただし、日本へ帰国のためにPCR検査をする場合は、英語や日本語の陰性証明を出せる医療機関や検査機関を利用してください。

◎ オーストリアでのコロナ検査
オーストリアには幅広いテストオプションがあり、多数のサービスを無料で利用できます。ただし、薬局では料金が発生します。オファーは州ごとに異なります。

また、PCRうがい検査(PCR-Gurgeltest)がすべての州で提供されています。
このサービスは、無料の検査キットを店舗で受け取り、自宅または宿泊施設で使用してから、参加している小売店に渡すという方法です。その後、検査結果が電子メールまたはSMSで送信されます。
ホテルでは、テストキットをゲストに直接配布して収集することが多く、収集場所への移動を節約できます。滞在する宿泊施設がこのサービスを提供しているかどうかはフロントにお問い合わせください。
注) テスト結果が届くまでに最大24時間かかる場合があります。

ここでは、各州におけるテストオプションに関する詳細な情報やPCRうがい検査に関する情報を見つけることができます。 宿泊施設または地元の観光案内所も、地元の検査オプションに関する情報を提供しています。

* ウィーン市観光局によるテスト情報
 https://www.wien.info/en/travel-info/corona-information/testing-options-vienna-guests-388220
* ニーダーエステライヒ州観光局のコロナ情報とテスト情報
 https://www.niederoesterreich.at/coronavirus-aktuelle-fragen-und-antworten
* ブルゲンランド州観光局のテスト情報
 https://www.burgenland.at/themen/coronavirus/
* シュタイヤマルク州観光局のコロナ情報とテスト情報
 https://www.steiermark.com/de/service/Corona-Information/testen-in-der-steiermark
* ケルンテン州観光局のコロナ情報とテスト情報
 https://www.kaernten.at/aktuelle-informationen/
* オーバーエステライヒ州観光局のコロナ情報とテスト情報
 https://www.oberoesterreich.at/service/aktuelle-information/regeln-fuer-die-zutrittstests-3g-getestet-geimpft-genesen.html
* ザルツブルク州観光局のコロナ情報とテスト情報
 https://www.salzburgerland.com/de/sichere-urlaubsplanung/
* チロル州観光局のコロナ情報とテスト情報
 https://www.willkommen.tirol/gesund-bleiben
* フォアアールベルク州観光局からのテスト情報
 https://www.vorarlberg.travel/sicher-zu-gast/testen/

※その他、各地の検査機関についてはウィーンの日本国大使館のサイトをご覧ください。
 https://www.at.emb-japan.go.jp/itpr_ja/Labor_20210615.html

★ 緊急を要する助けが必要な場合の連絡先
◎ 感染が疑われる場合
オーストリア滞在中に症状に気づいたり、感染した疑いがある場合は人混みや公共交通機関を避けてください。体調を良く観察し、詳細については健康ホットライン1450に電話してください。

〔詳細情報〕
* オーストリア健康&栄養管理局AGESのコロナウイルス情報ホットライン:
 0800‐555‐621
* AGESコロナウイルス情報ページ
 https://www.ages.at/en/topics/pathogenic-organism/coronavirus/
* オーストリア連邦保健省コロナウイルス情報ページ
 https://www.sozialministerium.at/Themen/Gesundheit/Uebertragbare-Krankheiten/Infektionskrankheiten-A-Z/Neuartiges-Coronavirus.html
* オーストリア観光省コロナウィルス情報ページ
 https://info.bmlrt.gv.at/themen/tourismus/corona-tourismus.html
* オーストリア外務省からの現在の旅行警告
 https://www.bmeia.gv.at/reise-services/coronavirus-covid-19-und-reisen/

以上、ご注意ください。

注意) 以上の情報は細心の注意を払って調査されています。
   ただし、正確性を保証するものではありません。

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