来月２０２３年７月に控えた「ゲラゲッツァ(Guelaguetza)祭」に先取り、今回はゲラゲッツァ祭について特集いたします。

■ ゲラゲッツァ(Guelaguetza)祭 とは
メキシコ南部の町・オアハカにて毎年７月に行われる“アメリカ大陸最大”の先住民のお祭りです。

７月１７日の「Santa Carmenの聖日」の後の月曜日とその次の月曜日に行われる「Lunes del Cerro」(丘の月曜日)がメインイベントで、旧市街の北側にあるFortinの丘のスタジアムでオアハカ州の各地方の村の特色豊かな踊りが披露されます。
オアハカ市内のみならず周辺の村々でも様々な催しが行われ、世界各国から大勢の観光客が訪れます。
　　　　　　　　　　　　　　
ゲラゲッツァ(Guelaguetza)とはサポテカ語で、収穫した農作物や日用品を持ち寄り、分け与えるという相互扶助の活動のことです。１９３２年のカルメンの聖日の後夜祭として各地方の人々が集まったのがお祭りとしてのゲラゲッツァの始まりで、今年で９１回を迎えます。

スタジアムでのゲラゲッツァはオアハカの８地方を代表する１５前後の村のグループが民族衣装・風習・舞踊を舞台上で披露し、踊りが終わると特産品を客席に投げ入れて分け与えます。

いかがでしたか？
お祭り会場はもちろんですが、開催されるオアハカ市内全体がこの時期は大変盛り上がります。
この期間にオアハカ旅行を計画してみてはいかがでしょうか？