「新型コロナウイルス」の影響について、現在の韓国の最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 最新情報
新型コロナウイルス中央災難対策本部は、２０２３年８月１６日の新型コロナウイルス感染状況や死亡率の傾向について、下記のように発表しました。
* 週間の感染者数は先週に比べ約０.８％増加しているが、増加率は低下している。
* 新規感染者や重症患者及び死亡者の数は継続的な増加傾向を見せているが、
　重症化率は０.０９％、死亡率は０.０３％と低い水準を維持している。
* 中央防疫対策本部は、夏期の新型コロナウイルス感染拡大防止への協力を呼びかけ、
　マスク着用、手洗い、公衆の場所での咳マナー、換気・消毒など日常的防疫への心がけなど
　協力を要請。

■ 入国制限について
２０２２年１１月０１日(火)から、日本人旅行者のビザなし入国が本格的に再開されました。
観光目的以外の留学・就業・営利目的などの入国に際しては別途査証の申請が必要となりますので、お住いの地域を管轄する韓国の在外公館(大使館領事部・総領事館)ホームページまたはお電話等でご確認ください。

なお、２０２３年４月０１日〜２０２４年１２月３１日までの期間、日本を始めとする２２ヵ国からの渡航者のうち、観光目的での入国に限り、電子旅行許可制・Ｋ−ＥＴＡの申請が不要となっています。

■ 現地到着後の対応
◎ 入国手続きの流れ
１) 機内で配布される健康状態質問書と特別検疫申告書を作成
　→「検疫情報事前入力システム(Q-code)」利用者は省略可能
２) 空港に到着したら検疫エリアで体温測定し、必要書類を提出
　→　Q-code利用者は書類の代わりに事前に発行されたQRコードで手続き(事前入力可能)
〔必要書類〕
　* 健康状態質問書、特別検疫申告書
　* パスポート
３) 検疫手続きと隔離手続き

※感染症状がない場合
　韓国到着後の検疫段階で発熱や咳など新型コロナウイルス感染の疑わしい症状がなく、健康状態質問書に
　問題がない場合、入国審査完了後、隔離なしで各自の目的地に移動することができます。

※感染症状がある場合
　入国後３日以内に感染症状がある場合は、空港の新型コロナ検査センター、医療機関、
　保健所でＰＣＲ検査を受けることができます。
　ＰＣＲ検査の結果が陽性の場合、自宅または病院または生活治療センターへ移送され、
　５日間の隔離となります。
　隔離後６日目にＲＡＴ(自己検査キット使用または医療機関、選別診療所訪問)の実施を推奨します。

※検査結果(QRコード)の登録
　https://cov19ent.kdca.go.kr/cpassportal/biz/beffatstmnt/main.do?lang=en

■ 現地の状況
◎ コロナ感染状況 (2023年8月14日現在)
* 新規感染者数: １７,２３４名
* 死亡者数: ２０名
* 重症患者: ２２０名
* 入院者数: ３２名
* 海外からの入国者: １５名

以上、ご注意ください。