既にご案内の通り、２０２４年１月よりマチュピチュ遺跡への入場券の販売方法が変更になったことを受け、現地では新システムに対する反対運動が発生しております。

現地時間２０２４年１月３１日(水)に政府と反対運動を行う市民団体との間で話し合いが行われ、デモ抗議活動を停止することで合意しました。停止の条件として
* 近日中にマチュピチュ遺跡のチケット販売を請け負う民間チケット管理会社・
　JOINNUS社との契約を解除すること
* 今後のマチュピチュ遺跡のチケット販売システムについては
　観光産業省、文化庁、クスコ州政府、マチュピチュ村の全関係者で話し合って決定する
こととなっています。

ただし、新システムが構築されるまでの間は、引き続きJOINNUS社が販売を継続することとなっておりますが、現時点では具体的なスケジュールは発表されていないことから、今回の話し合いでチケットの販売方法に関する問題が完全に解決した訳ではなく、観光を再開させるための一時的な合意となっています。

これを受け、マチュピチュへの線路を管理するFTSA社は、現地時間１月３１日の午後に線路の安全確認を行い、列車の運行が可能になった旨を発表しました。これを受け、ペルーレイル社が同日の午後より臨時列車数本を運行させたほか、現地時間２月０１日(木)よりマチュピチュ行きの列車を通常のスケジュールで運行することを発表しております。

なお、マチュピチュ遺跡への入場券は連日完売となっておりますので、遺跡観光をご予定の方は、早めのチケット購入をお勧めいたします。
新たな情報が入り次第、ご案内いたしますが、これからマチュピチュ遺跡への訪問をご予定の方は、引き続き最新情報に十分ご注意ください。

※参考:
　2024年1月31日発出情報　https://www.otoa.com/news_detail.php?code=40117
　2024年1月30日発出情報　https://www.otoa.com/news_detail.php?code=40113
　2024年1月29日発出情報　https://www.otoa.com/news_detail.php?code=40111