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【海外旅行現地情報】ツアーオペレーターが配信する海外の新着情報を掲載。

アイスランド / レイキャネス半島、火山情報 (2/14 12:00現在)

掲載日時:2024年02月14日

情報提供:株式会社ヴァイキング

日本時間2024年2月14日 12:00現在の情報をお知らせいたします。

日本時間2024年2月08日 15:00頃 グリンダヴィークの想定されたエリアで再度、裂け目噴火が始まったものの2月10日には溶岩流出は止まりました。
噴火に伴い、ブルーラグーンや Northern Light Innは休業となりましたが、航空便の運航、バスの運行、各旅行会社が主催するツアーは平常通りで影響は出ておりません。

ブルーラグーンに関しては、2月14日も休業を発表しておりますが、以降の営業・休業に関しては、その日の状況に応じ判断されますので、最新の状況については、適宜ブルーラグーンの公式サイトにてご確認ください。
 → Seismic Activity, Blue Lagoon Iceland
  https://www.bluelagoon.com/seismic-activity

また、Northern Light innも2月08日以降、休業を継続しております。
同ホテルに関しても、今後状況に応じ営業・休業を更新していくと想定されますので、最新情報は適宜下記公式サイトにてご確認ください。
 → Northern Light Inn a Family owned Icelandic Blue Lagoon Hotel
  https://www.nli.is/

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なお、アイスランド気象庁が発表した噴火情報の要点は以下の通りです。
* マグマの流出は止まりましたが、再びスヴァルツエンギのエリアの地下では、マグマの滞留と
 地殻の隆起が始まっております。
* 溶岩流出のサイクルは継続しており、数週間で再度、地殻内に貫入したマグマが地表へ到達し、
 裂け目噴火が始まると予測されております。

→ 詳細:Icelandic Meteorological office (vedur.is)
 https://en.vedur.is/about-imo/news/a-seismic-swarm-started-north-of-grindavik-last-night

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現地情報を踏まえると以下2点となります。

* 今回の溶岩の流れは43号線を損壊し、ブルーラグーンや Northern Light Innに行くための道路も
 損壊しました。現在、道路の復旧工事が行われておりますが、復旧まではブルーラグーンや
 Northern Light Innの営業再開は難しいと想定されます。
* 今回の溶岩はスヴァルツエンギ地熱発電所、ブルーラグーン、Northern Light Innなどを
 防御するために造られた溶岩防護壁の外側を流れましたが、温水のパイプラインを損壊したため、
 グリンダヴィーク、サンドゲルジ、ゲルズル、ケフラヴィークなどのレイキャネス半島の町や村への
 お湯の供給が止まり、ケフラヴィーク国際空港へのお湯の供給にも一部影響が出ておりますが、
 航空機の離発着、運航には影響は出ておりません。

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在アイスランド日本国大使館の情報がアップデートされました。(現地時間2024年2月8日 14:00更新)
今回の溶岩流出と道路や温水パイプの損壊がわかる地図が掲載されておりますので、ご確認ください。
https://www.is.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00205.html

現在、アイスランドにご滞在中の方、また近日中にアイスランドへのご旅行をご予定の方は、引き続き最新情報に十分ご注意ください。

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観光庁提供
厚生労働省 検疫所情報
国土交通省航空局 提供
  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」