皆様は夏休みのご旅行のご計画はいかがでしょうか？
今回も夏休みの期間におすすめのメキシコ国内の旅行先をご紹介いたします。
第２弾は、街並みが素敵な場所にスポットを当てていきます。

◎ タスコ(TAXCO): ゲレロ州
タスコは、メキシコシティから車で約３時間の場所に位置しています。
タスコの街並みは、石畳み作りの道や白い壁に赤い屋根の家々が立ち並び、まるで絵のような美しさです。
街を散策するだけでも楽しめるほか、インスタ映えするような箇所がたくさんあるため、素敵な写真を撮影したい方にはお勧めです。また、街中は、狭い路地や急な坂道が多く、探検する楽しみもあります。

タスコは美しい植民地時代の建築が残る町としても有名です。
特に、バロック様式の教会「Templo de Santa Prisca」は、ぜひ訪れてほしいスポットの一つです。
この教会は１８世紀に建てられ、豪華な内装と外観で知られています。

また、タスコは「銀の町」として知られており、その歴史は１６世紀にさかのぼります。
町全体が銀鉱業と銀製品の製造で発展しました。
今日でも多くの銀細工職人が住み、銀製品のショッピングがお楽しみいただけます。
地元の市場や専門店で美しい銀のジュエリーや工芸品を購入することができます。
タスコを訪れた記念や大事な方へのお土産にいかがですか？

◎ プエブラ(PUEBLA): プエブラ州
プエブラは、メキシコ市から車で約２時間の場所に位置しています。
プエブラは１６世紀にスペイン人によって設立され、その歴史的な建築物が現在も多く残っています。
中でも「プエブラ大聖堂」(Catedral de Puebla)は、メキシコでも有数の教会で、バロック様式とルネサンス様式が融合した美しい建築です。また「ロザリオ礼拝堂」(Capilla del Rosario)も必見で、金箔で覆われた豪華な内装が見どころです。

プエブラの歴史地区は、その美しい植民地時代の建築物と街並みが評価され、１９８７年にユネスコの世界遺産に登録されました。歴史地区は、カラフルな建物や石畳の通り、美しい広場が広がっています。

プエブラ観光される際には、みなさんに食事もぜひ楽しんでいただきたいです。
プエブラはメキシコ料理の発祥地の一つであり、多くの美味しい料理がお楽しみいただけます。
特に有名なのは「モレ・ポブラーノ」(Mole Poblano)です。
この料理は、チョコレートと唐辛子を使った濃厚なソースが特徴で、鶏肉と一緒に食べるのが一般的です。
また、独立記念日にお祝い料理として食べられる「チレ・エン・ノガダ」(Chiles en Nogada)は、プエブラの伝統料理です。独立記念日付近にご旅行される際には、ぜひ食べてみてください。

また、プエブラは、メキシコで有名な陶器「タラベラ焼き」(Talavera)の産地です。
タラベラ焼きは、美しい青と白のデザインが特徴で、食器や装飾品として人気があります。
プエブラを訪れた際には、タラベラ焼きの工房を見学したり、購入したりすることができます。

◎ テポストラン(TEPOZTLAN): モレロス州
メキシコシティから車で約１時間３０分の場所に位置しています。
また、クエルナバカからも２３ｋｍという距離にあり、クエルナバカのついでに立ち寄れるスポットとしても人気です。メキシコ市からもクエルナバカからもバスも頻繁に出ています。

テポストランの魅力はなんといっても「豊かな自然と文化が融合した観光地」ということです。
その中でも、テポストランには、Tepozteco(テポステコ)と呼ばれるの山があり、中腹にはアステカ時代の遺跡が残っています。頂上までの距離はあまり長くはないですが、石がごろごろとしている道が続きます。頂上からの景色は絶景です！

週末には教会前の広場に民芸品や露店が並び、地元の人だけでなく観光客で賑わっています。
テポストランの街の中心地には、１６世紀中頃に建てられたとされる「ドミニコ教会」と「修道院跡」があり、見学も可能です。ちなみに、この修道院跡は、１９９４年に世界文化遺産に登録されています。

テポストランには、個性的なカフェやレストラン、手作りの工芸品を扱う店が多くあります。
これらの店では、地元のアーティストによるユニークな作品を見つけることができ、ショッピングも楽しめます。街中には、多くのグラフィックアートもあり、つい写真を撮りたくなってしまうスポットの宝庫です。

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いかがでしたでしょうか？
上記でご紹介した３都市はメキシコシティから比較的アクセスも良いので、近場での旅行先スポットをお探しの方におすすめです。旅の計画の参考になれば幸いです。
次回は、メキシコシティから少し距離のある旅行先をご紹介いたします。お楽しみに！