旅行者にも人気のペルーの絶景、レインボーマウンテンの名で知られる「Montaña Siete Colores」(7色の山)では、周辺の村に暮らす先住民間の衝突により、観光に支障が生じております。

現地報道によりますと「レインボーマウンテン」の管理・入場料収入をめぐって周辺住民の対立が発生しており、２つの村(Chillihuani、Llacto)の住民の争いが暴力的な衝突に発展し、現地住民１名が死亡する事態となっています。
現在、衝突の再発防止と同地を訪れる旅行者の安全確保を目的に警備が強化されており、入山口付近には警官が配備されております。

「クスコ州観光資源管理事務所」(GERCETUR)では、今後の衝突再発の可能性と安全優先を踏まえ、クシパタ(CUSIPATA)とピトゥマルカ(PITUMARCA)のルートを通じて向かう旅行者の安全を最優先するよう、注意喚起を発出しております。

なお、現地時間８月１４日には、通常の入山口であるVINICUNA村を避け、２時間かけて迂回ルートを進み、PITUMARCA村の入山口を利用して旅行者が訪れました。また一部旅行者は、レインボーマウンテンを避け、コバルトブルーの湖として知られるウマンタイ湖のトレッキングを実施したとも報じられおります。

今後の対応についてはは不透明な状況が続きますが、新たな情報が入り次第お知らせいたします。
該当地域への訪問をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。