チリでは、２０２４年９月１１日(水)の前後数日間にわたり、「軍事クーデター発生 ５１周年記念イベント」が開催されます。期間中、クーデター後に誕生した独裁政権によって殺害された市民の追悼式や人権保護活動、民主主義をお祝いするイベントなどが開催されます。

９月１１日の午前中には、サンチアゴ区大統領府前憲法広場の銅像前で公式追悼行事が行われるため、広場周辺では交通規制が敷かれる予定です。また同日の午後には、サンチアゴ市内数ヵ所にて学生による平和行進が行われるため、部分的に渋滞が発生するとみられています。
週末にあたる、９月０７日(土)、０８日(日)には、多くの市民が様々な平和行進、平和集会などに参加するため、渋滞・交通規制が予想されています。
なお期間中には、平和行進、平和集会などとは別に学生団体と警察との衝突が発生したり、一部現政権に対する不満により暴動化する恐れも否定できませんので、同時期にチリにご滞在予定の方は、興味本位で行進や集会などに近づかないよう、くれぐれもご注意ください。

以下に在チリ日本国大使館発出情報をご案内いたしますので、あわせてご確認ください。

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チリにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

毎年、９月１１日(1973年軍事クーデター発生日)の前後数日間は、学生、左派グループ等によるデモが行われ、これが大規模な暴動に発展することもあります。
昨年、９月１０日から１１日夜間にかけて、チリ全土で、騒動、略奪及び損害が発生し、サンティアゴ首都圏を含む各地において発生した暴力行為等に伴う逮捕者は１００人超となりました。
９月１１日の前後は、地域によっては危険な所もあるため、危険な事態に巻き込まれないよう、外出の際には報道等により事前に情報を収集するよう努めてください。

デモ関連情報の詳細は、当館ホームページ、領事・安全情報欄の、「２０２４年軍事クーデター関連行事について」をご参照ください。
* 当館ホームページ
　https://www.cl.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
* ２０２４年軍事クーデター関連行事について
　https://www.cl.emb-japan.go.jp/files/100720722.pdf

デモ・抗議活動に遭遇した場合には、できるだけ近づかないようにし、交通網の混乱に留意するとともに、不測の事態に巻き込まれることがないように注意してください。また、やむを得ず抗議行動の現場付近に行かざるを得ない事情がある場合には、巻き込まれることがないよう細心の注意を払い、少しでも早く該当箇所を離れるように努めてください。