もうすぐ、メキシコ最大のお祭りである「死者の日」(Dia de los Muertos)ですね。
今回は、死者の日のイベント情報をお届けいたします。
◎ 死者の日パレード (el Desfile de Dia de los muertos)
毎年恒例となっているメキシコシティの死者の日パレード。
今年も昨年と同様、2024年11月2日(土) 14:00より、チャプルテペック公園からメトロ イダルゴ駅を通過し、最終地点であるソカロ広場を目指す予定となっています。
今年は7つの大きな山車、16の音楽パフォーマンスなどが予定されています。
この巨大パレードですが、実は2015年に放映された「007 スペクター」という映画に影響を受け始まったとされています。年を追うごとにパレードも盛大になり世界中から多くの観光客が一目見ようと訪れています。
沿道には観光客や地元の人々が立ち並び、カラフルな山車や、ダンス、音楽パフォーマンスを楽しみます。
なお、当日は混雑が予想されますので、余裕を持って見学をされるとこをおすすめいたします。
→ 詳細:https://mexicocity.cdmx.gob.mx/tag/day-dead-parade-route/
◎ 死者の日の聖地 ミスキック (Mixquic)
死者の日を100倍楽しめる場所としてご紹介したいのが、ミスキック(Mixquic)です。
ミスキックは、メキシコシティから車で2時間ほどの場所にあり、死者の日を祝う伝統行事が体験できる代表的なスポットとして人気です。
毎年11月1日と2日には、多くの人が墓地を訪れ、亡くなった家族や友人たちを迎えるためのオフレンダ(祭壇)が美しく飾られます。特に夕方から夜にかけては、無数のキャンドルの灯りが幻想的な空間を作り出し、マリーゴールドの鮮やかな花とともに彩られた墓地の景色が広がります。
特に、ミスキックの見どころは夕方から夜にかけた時間帯です。
たくさんのろうそくとオフレンダが醸し出す雰囲気は言葉では表せないほど神秘的です。
死者の日の期間中は、お墓のある敷地外でも露店などがたくさん出ています。
アトレ、カフェデオヤやチョコラテカリエンテなどの温かい飲み物や、エスキーテ、メキシコのお菓子などが販売されています。町全体がお祭り騒ぎになりますよ。
日中は、地元の方が各自の先祖のお墓にデコレーションをしたり御供物をしている様子が見学できます。
なお、11月1日、2日は特に混雑が予想されます。見学される際には十分お気をつけて楽しんでください。
◎ 死者の日のミチョアカン州
ミチョアカン州は、メキシコの死者の日の伝統を強く感じられる場所のひとつで、特にミチョアカン州のパツクアロ湖周辺の村々が有名です。この地域では、死者の日は深い信仰と先住民文化が根付いており、訪れる人々は神聖な雰囲気に包まれます。
死者の日の夜には、家族は墓地で一晩中キャンドルを灯し、祈りや食事を捧げながら死者を待ちます。
特にハニツィオ島の墓地は、無数のキャンドルと花で彩られ、厳かな静寂とともに家族が故人との時間を共有します。
ディズニー映画「リメンバーミー」の影響もあり、年々死者の日の時期にメキシコに旅行に来る方は増えています。その中でも、リメンバーミーの舞台とも言われているパツクアロ湖やハニツィオ島の観光客は激増しています。
死者の日期間は混雑が予想されますので、お気をつけください。
◎ カラベラ(骸骨)、カトリーナメイクを楽しもう
「カラベラメイク」は、メキシコの死者の日に欠かせない象徴的な骸骨の化粧で、「カトリーナ」や「カラベラ」(骸骨)に似せたデザインが特徴です。このメイクは、顔を骸骨に見立てて黒、白、赤などの色を使い、細かい花模様や幾何学模様を加えることで華やかな印象に仕上げます。
カラフルで繊細な模様が顔に描かれ、目や鼻の周りに黒で影をつけ、骸骨の凹凸を表現します。さらに、花冠や鮮やかな衣装を合わせることでカトリーナが完成します。
レフォルマ通りやチャプルテペック公園、ソカロ広場などでは、実際にカラベラやカトリーナのメイクができるところがあります。実際にメイクをして死者の日を楽しんではいかがでしょうか。
また、市場やスーパーなどでも、カラベラメイク用のファンデーション、メイクセットなども販売されています。お手軽にメイクをしてみたい方は、このようなものを利用されてはいかがでしょうか。
◎ その他イベント情報
* ソカロ広場の巨大カラベラオブジェ
ソカロ広場には、現在死者の日用にさまざまなオブジェが展示されています。
その中の一つの作品がなんと約17mにも及ぶ巨大なカラベラです。
ソカロ広場には、地域ごとの伝統や文化を反映させた飾り付けが施され、カラフルなパペル・ピカドやマリーゴールドの花で彩られます。死者の日には、伝統的な音楽やダンス、演劇のパフォーマンスが行われ、メキシコの豊かな文化が紹介されますよ。
ソカロ広場の死者の日のイベントは、メキシコの歴史や文化、家族のつながりを感じられる大規模な行事で、幻想的な雰囲気に包まれます。
* Mega Ofrenda UNAM (メキシコ国立自治大学の巨大オフレンダ)
メキシコ国立自治大学(UNAM)でも死者の日に合わせて毎年巨大なオフレンダが設置され、学生や教職員、地域の人々を含む多くの来場者が訪れる人気のイベントです。
UNAMのオフレンダは、文化的・芸術的な要素が強く、メキシコの歴史や社会問題に対するメッセージを含んだユニークなデザインが特徴です。
→ 詳細: https://megaofrenda.unam.mx/
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死者の日は、メキシコ文化の重要な一部であり、2010年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されました。この素敵な文化を味わうために、この時期には世界中から多くの観光客がメキシコを訪れます。
今回紹介したのはほんの一部になります。他にもメキシコ国内でたくさんのイベントが開催されています。ぜひ皆さんの旅行先でのイベントを探してみてください。
どうぞ、素敵な死者の日をお過ごしください。
今回は、死者の日のイベント情報をお届けいたします。
◎ 死者の日パレード (el Desfile de Dia de los muertos)
毎年恒例となっているメキシコシティの死者の日パレード。
今年も昨年と同様、2024年11月2日(土) 14:00より、チャプルテペック公園からメトロ イダルゴ駅を通過し、最終地点であるソカロ広場を目指す予定となっています。
今年は7つの大きな山車、16の音楽パフォーマンスなどが予定されています。
この巨大パレードですが、実は2015年に放映された「007 スペクター」という映画に影響を受け始まったとされています。年を追うごとにパレードも盛大になり世界中から多くの観光客が一目見ようと訪れています。
沿道には観光客や地元の人々が立ち並び、カラフルな山車や、ダンス、音楽パフォーマンスを楽しみます。
なお、当日は混雑が予想されますので、余裕を持って見学をされるとこをおすすめいたします。
→ 詳細:https://mexicocity.cdmx.gob.mx/tag/day-dead-parade-route/
◎ 死者の日の聖地 ミスキック (Mixquic)
死者の日を100倍楽しめる場所としてご紹介したいのが、ミスキック(Mixquic)です。
ミスキックは、メキシコシティから車で2時間ほどの場所にあり、死者の日を祝う伝統行事が体験できる代表的なスポットとして人気です。
毎年11月1日と2日には、多くの人が墓地を訪れ、亡くなった家族や友人たちを迎えるためのオフレンダ(祭壇)が美しく飾られます。特に夕方から夜にかけては、無数のキャンドルの灯りが幻想的な空間を作り出し、マリーゴールドの鮮やかな花とともに彩られた墓地の景色が広がります。
特に、ミスキックの見どころは夕方から夜にかけた時間帯です。
たくさんのろうそくとオフレンダが醸し出す雰囲気は言葉では表せないほど神秘的です。
死者の日の期間中は、お墓のある敷地外でも露店などがたくさん出ています。
アトレ、カフェデオヤやチョコラテカリエンテなどの温かい飲み物や、エスキーテ、メキシコのお菓子などが販売されています。町全体がお祭り騒ぎになりますよ。
日中は、地元の方が各自の先祖のお墓にデコレーションをしたり御供物をしている様子が見学できます。
なお、11月1日、2日は特に混雑が予想されます。見学される際には十分お気をつけて楽しんでください。
◎ 死者の日のミチョアカン州
ミチョアカン州は、メキシコの死者の日の伝統を強く感じられる場所のひとつで、特にミチョアカン州のパツクアロ湖周辺の村々が有名です。この地域では、死者の日は深い信仰と先住民文化が根付いており、訪れる人々は神聖な雰囲気に包まれます。
死者の日の夜には、家族は墓地で一晩中キャンドルを灯し、祈りや食事を捧げながら死者を待ちます。
特にハニツィオ島の墓地は、無数のキャンドルと花で彩られ、厳かな静寂とともに家族が故人との時間を共有します。
ディズニー映画「リメンバーミー」の影響もあり、年々死者の日の時期にメキシコに旅行に来る方は増えています。その中でも、リメンバーミーの舞台とも言われているパツクアロ湖やハニツィオ島の観光客は激増しています。
死者の日期間は混雑が予想されますので、お気をつけください。
◎ カラベラ(骸骨)、カトリーナメイクを楽しもう
「カラベラメイク」は、メキシコの死者の日に欠かせない象徴的な骸骨の化粧で、「カトリーナ」や「カラベラ」(骸骨)に似せたデザインが特徴です。このメイクは、顔を骸骨に見立てて黒、白、赤などの色を使い、細かい花模様や幾何学模様を加えることで華やかな印象に仕上げます。
カラフルで繊細な模様が顔に描かれ、目や鼻の周りに黒で影をつけ、骸骨の凹凸を表現します。さらに、花冠や鮮やかな衣装を合わせることでカトリーナが完成します。
レフォルマ通りやチャプルテペック公園、ソカロ広場などでは、実際にカラベラやカトリーナのメイクができるところがあります。実際にメイクをして死者の日を楽しんではいかがでしょうか。
また、市場やスーパーなどでも、カラベラメイク用のファンデーション、メイクセットなども販売されています。お手軽にメイクをしてみたい方は、このようなものを利用されてはいかがでしょうか。
◎ その他イベント情報
* ソカロ広場の巨大カラベラオブジェ
ソカロ広場には、現在死者の日用にさまざまなオブジェが展示されています。
その中の一つの作品がなんと約17mにも及ぶ巨大なカラベラです。
ソカロ広場には、地域ごとの伝統や文化を反映させた飾り付けが施され、カラフルなパペル・ピカドやマリーゴールドの花で彩られます。死者の日には、伝統的な音楽やダンス、演劇のパフォーマンスが行われ、メキシコの豊かな文化が紹介されますよ。
ソカロ広場の死者の日のイベントは、メキシコの歴史や文化、家族のつながりを感じられる大規模な行事で、幻想的な雰囲気に包まれます。
* Mega Ofrenda UNAM (メキシコ国立自治大学の巨大オフレンダ)
メキシコ国立自治大学(UNAM)でも死者の日に合わせて毎年巨大なオフレンダが設置され、学生や教職員、地域の人々を含む多くの来場者が訪れる人気のイベントです。
UNAMのオフレンダは、文化的・芸術的な要素が強く、メキシコの歴史や社会問題に対するメッセージを含んだユニークなデザインが特徴です。
→ 詳細: https://megaofrenda.unam.mx/
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死者の日は、メキシコ文化の重要な一部であり、2010年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されました。この素敵な文化を味わうために、この時期には世界中から多くの観光客がメキシコを訪れます。
今回紹介したのはほんの一部になります。他にもメキシコ国内でたくさんのイベントが開催されています。ぜひ皆さんの旅行先でのイベントを探してみてください。
どうぞ、素敵な死者の日をお過ごしください。
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