欧州や北米とはまた少し違った中南米のクリスマスをご紹介いたします。

◎ メキシコ:　メキシコシティ
中南米屈指の大都市メキシコシティでは、街のいたるところがイルミネーションと装飾で彩られます。
特にメキシコの歴史的中心地であり、行政の中心でもあるソカロ(中央広場)では、巨大なクリスマスツリーをはじめとする数々のイルミネーションで街は神秘的な雰囲気に包まれます。

◎ コロンビア:　メデジン
常春の気候が特徴的なコロンビアのメデジンでは、メデジン川沿いを中心にライトアップされます。
特に特徴的なのは、歴史的な建造物や宗教的な建造物までもが装飾で彩られ、街中ではこの時期に合せてコンサートが行われたり、限定の美術展が開催されるなど、にぎわっている点です。

◎ エクアドル:　キト
エクアドルの首都で赤道直下の街・キトでも、クリスマスに合せて華やかなイルミネーションで彩られます。
特に街の中心であるプラサグランデでは、クリスマスツリーやイルミネーションだけではなく、キリストの誕生シーン(ナシミエント)を模した巨大な飾りつけが行われるのも特徴的です。

◎ チリ:　バルパライソ
ユネスコ世界遺産に登録されている歴史地区のバルパライソ港は、街角のいたるところがライトアップされます。
カラフルな家々で有名なコンセプシオンの丘はもともと美しいことで知られておりますが、イルミネーションが追加されると、さらに幻想的な景色がお楽しみいただけます。

◎ グアテマラ:　アンティグア・グアテマラ
植民地時代に建てられた石畳の通り、多数の教会をはじめとするアンティグア・グアテマラのコロニアルな街並みはユネスコ世界遺産に登録されています。
クリスマスになると地面に絨毯が敷かれたり、数々の伝統工芸品の市場が街中に現れるなど、独創的な雰囲気を味わうことができます。

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今回お伝えしたのは５都市のみですが、他都市でもクリスマスの期間には大なり小なり催しが行われます。
これに伴い、期間中は道路規制が発生したり、通常営業が行われない観光地もあり、混雑も予想されますので、同時期にご旅行をご予定の際は、最新情報に十分ご注意ください。