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アイスランド / レイキャネス半島、火山情報 (噴火発生の可能性について)

掲載日時:2025年03月12日

情報提供:株式会社ヴァイキング

アイスランド南西部のレイキャネス半島にて、近いうちに再び噴火が発生すると報じられておりますが、日本時間2025年3月12日(水) 07:30の時点では、まだ噴火は始まっておりません。

日本時間 3月12日 01:20時点のアイスランド気象庁発出情報の要点は以下の通りです。

* 現在もスヴァルツエンギエリア地下でのマグマの蓄積が、同様のペースで進んでいます。
* 2023年12月にこのエリアで始まった一連の噴火活動の中で、今回がマグマの蓄積量が最大と
 なっております。
* ここ数日、地震活動も増えております。
* 長くにわたりマグマが蓄積していることから、マグマの貫入と噴火に至る可能性があります。
* 噴火は警報発令後、すぐに始まる恐れがあります。

〔詳細〕
* Icelandic Meteorological office (アイスランド気象庁のサイト)
 https://en.vedur.is/about-imo/news/magma-accumulation-beneath-svartsengi-continues

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火山学者のThorvaldur Thordarson氏が、2025年3月09日に出したコメントの要点は以下の通りです。

* 次の噴火は3月20日前後になる可能性があるが、いつも噴火の予測は難しく、
 (現在の場所から15km程東部にある) Kleifarvatn Lakeの西部のエリアで群発地震が
 起きていることからも、このエリアの地下でマグマの蓄積が進んでいる可能性もある。
* 現在の噴火エリアの地殻上昇は減速し、このエリアで間もなく噴火が始まる可能性があるが、
 それでもその可能性は50/50だと分析している。
* 噴火が始まればこれまで同様、恐らく(ブルーラグーンから3〜4km離れた) Mt. Stora-Skogfellの
 辺りで始まり、地面の裂け目が一方行、もしくは両方向に広がり、数日から数週間続くだろう。
* レイキャネス半島は今後恐らく200年から300年続く可能性のある火山活動時期に入ったが、
 現在のSundhnukagigar crater rowでの火山活動は、終焉に近づいていると考えている。
* かつてMt. Fagradalsfjallの火山は2〜3年間活発であったが、その後、今から1年ほど前から
 Sundhnukagigarのエリアに火山活動が移った。
 Sundhnukar volcanoesの活動は今年で終わると予測している。
* 現在 前述のKleifarvatn Lakeの西部のSveifluhalsの地下5kmの深さの辺りで地震が起きており、
 そこでマグマの蓄積が始まっていると分析しており、いずれこのエリアで噴火が始まると見ている。
 これは、現在のエリアでの火山活動が終息して行く可能性を示しており、グリンダヴィークの住人や
 ブルーラグーンにとり希望の光とも言える兆候だろう。

〔詳細〕
* Iceland Monitor
 https://icelandmonitor.mbl.is/news/news/2025/03/09/volcanic_eruption_possible_near_march_20/
* 現地のライブカメラ:
 https://youtu.be/Bqudj0x0POA

現在、アイスランドにご滞在中の方、また近日中にアイスランドへのご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

※参考: 2025年3月10日発出情報 (在アイスランド日本国大使館発出情報)
  https://www.otoa.com/news_detail.php?code=40779

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